なろうでテンプレになりそうでなってないものを語るンバ。
その一『転生先の世界をわざとバッドエンドにしようとするヒロイン』
なろうのピンクヒロインといえば、ゲームと現実の区別が付かなかったり、隠しキャラなどの基礎知識すら無かったり、他人とコミュニケーションとれないぐらいアタオカだったりして害悪ムーブしますが、それをワザとやってるヒドインは殆どいません。
ピンク「前世でこのゲーム飽きるまでプレイしたわ。そう、どの攻略ルートも飽きちゃったから、今度は絶体絶命な絶望的ルートを歩む事にしたの。さあ、超高校級ゲーマーの私様による新規バッドエンドルート開拓はっじまるよー!」
マスコット「うぷぷぷぷ、これは面白くなってきたクマねー」
…みたいな話、なろうにはありそうで見つからないンバ。誰か書いてくれないかなーチラッチラッ。
その二『妻子置いて旅立った親父のざまぁもの』
主人公の父親が家に帰らず浮気三昧なクズなのはドアマットヒロイン系でよくありますが、魔王を倒す勇者として出ていった親父のざまぁものは全然見ません。
家族を置いて勇者として旅立った親父の一番有名なアレでは、息子の方はタンスからアイテム取るのやメンバー入れ替えの件を悪しき様に描かれざまぁされまくってるのは皆様御存知と思いますが、その親父の方のざまぁ話は全く書かれてません。もしかしたらあるかもだけど、少なくとも私は見つけられませんでした。
妻「思い出した、ここは有名RPGの世界で私は主人公の母!そして、今は勇者として旅立った夫が無事に魔王を倒し帰って来る事を祈る日々を送って…、って何であんなクズの為に毎日祈りを捧げなきゃならんのよ。やめたやめた」
親父「ぬわーっ、急に身体に力が入らなくなったぞ!何が起こってるんだ!」
妻「ゲーム内では美化されてるけど、あの男結局魔王軍の幹部一人も倒せてないし、各地の魔物被害も中途半端に首突っ込んで根本的解決せずに去ってくのよね。ハッキリ言って、あの馬鹿が魔族を刺激しなければ共存出来てたまであるわ。よし、それて行こう。魔族との共存。私の前世知識と祈りの力があれば、魔族との和平出来そう」
親父「ぬわーっ!地元の雑魚モンスターにすら勝てないとは、一旦家族の所さんに帰ろう」
妻「お、おかえりあなた。勝手に出ていって人様に迷惑かける愚か者とは一緒に居られないから離婚して。この家と息子は私のものだからさっさと出て行ってね」
主人公「お母さん、この汚いパンツ一丁のオッサン誰?」
親父「ぬわーっ!」
こんなざまぁもの誰か書いてくれないかなーチラッチラッ。
その三『ナローシュに嫉妬している事全部口にする追放勇者』
追放の理由で上位に入るのが勇者がナローシュに嫉妬していたというのですが、これ勇者の周りの人間が勝手に言ってるだけで、勇者本人の口から嫉妬していた事が語られるのは少ないです。というか、本当に嫉妬していたかも怪しく、大体の場合は互いに何言ってるのか話が通じずに殺し合いで決着して勇者が何考えてたのかはなあなあで流されてしまいます。
勇者「おいナローシュ!お前いい加減にしろよ!これ以上俺様を怒らせると追放するぞ!」
ナローシュ「一体何に怒ってるんだ?」
勇者「いっぱい!例えばこのパーティ男が俺とお前の二人て、女は三人いるだろ!なのに、なんで全員お前とラブラブなんだよ!」
ナローシュ「落ち着け勇者、僕と彼女達はそんな関係じゃない」
勇者「一緒の布団で寝て、バフの度にキスして手を繋いて買い出しに行って、少しでも女達が馬鹿にされると相手を半殺しにするのは、もうそういう関係なんだよ!今すぐ三人の中から一人に告白しろ!そんで、余りを俺様に回せ!」
女1「うわあ…こいつ最低ね」
女2「女性を性欲のはけ口として見てないと出てこない発言ですわ」
女3「わしらはナローシュ様の正妻を狙っておるが、それに負けたからといつて貴様の嫁になる事は絶対ないぞ」
勇者「お前ら揃いも揃って俺様を傷つけるな!分かってんのか?俺様が魔王倒さないと世界終わるんだぞ!お前らだけて魔王倒せるのか?あーん?」
ナローシュ「倒せる。ワンパンで」
勇者「はああああ?ど、どーゆー事だよ!」
ナローシュ「俺は超越者なんだ。この世界の理の外にいる存在だから、魔王と戦う人類の代表になる資格を持たない」
女1「そう!ナローシュ様は勇者なんて安い肩書には収まらない存在なのよ!」
女2「魔王なんて前座にすぎません。ナローシュ様は星々の果てからやってくる終焉を撃退する為に真の仲間である私達と共に活動しているのです」
女3「勇者パーティにおるのも、この世界の人間が救うに値するか見極める為じゃ。ま、人類代表の勇者がこのザマでは見捨てても問題無いかの」
勇者「そんな話信じられるかよ!俺様が嫌いだからって適当抜かすな!俺様はナローシュと魔王の次に強いんだ!お前らが本当に馬鹿みてーに強いか腕相撲て確かめてやる!並べ!オラッ!オラッ!オラッ!オラッ…四回腕折られたっ!」
こんな風に思ってる事全部ナローシュと読者に分かる様に口にする追放勇者が読みたいンバ。チラッチラッ。
ラスト『ガチハズレスキルで行く追放者ギルドもの』
ハズレスキルで追放された主人公が他のパーティから追放された別のハズレスキルの連中とパーティ組んで成り上がる系があるじゃないですか。でも、あれって組み合わせたら最強だったり実は元から強かったりしてハズレスキルじゃないですよね。だから、本当にハズレスキルの連中、基本的にマイナス効果だったり他の下位互換だったりして、それらを組み合わせてもシナジーが生まれない真の落ちこぼれが集まって成り上がる話。
追放者「よくぞ集まってくれたぜ。俺達追放者ギルドの力を合わせてあいつら見返そうぜ!」
仲間達「「「オー!」」」
追放者「さっそくだけど、順番に自己紹介しようぜ!俺のスキルはオートバフだぜ!勇者パーティの後衛してたが、先週勇者が光の加護という超絶バフを覚えて俺のオートバフは光の加護を上書きしてしまうから外されてしまったぜ!」
仲間1「ゴホッゴホッ、私のスキルは早熟です。人の数倍のペースで年を取る効果でして、老人に見えますがまだ18歳です。まあ身体は老いても人生経験は全く無いルーキーなので色々教えて下さい」
仲間2「おいらのスキルはタップダンサーさ!会話している相手の地雷を初手から踏み抜く効果のスキルだよ!そーいや、お兄さんは勇者パーティに居たんだよね?勇者と聖女がデキてるって噂本当?教えてよ、ねえっ!あ、これ聞いちゃ駄目だった?えへへ」
仲間3「僕は元王太子だ。この国では18歳の時に神様からスキルを貰うが、僕はその日に婚約者に冤罪を被せる為の工作してて学校の屋上で寝過ごしてしまった。だから、無いんだスキル。更に言うと、神様からの贈り物を拒否した愚か者な事と婚約者に冤罪着せようとした事が広まり誰もパーティ組んでくれない」
追放者「うーん、これは全員不採用だぜ」
仲間1「そんな事言わないで雇って下さい!ここはハズレスキルを輝かせる場所では?」
追放者「煩いのぜ!お前らはスキルがハズレかどうか以前に、人として害悪だろぜ!」
仲間2「あんたも元パーティて迷惑掛けまくって追放されたんだし、そこはお互い様でしょ?」
仲間3「言い忘れてた。僕はただのスキル無しじゃない。毎日神様からノルマを課されて、それを達成出来ないとレベルが下がったりお金を失ったり、他人に嫌われたりする。なお、達成しても現状維持するだけだ」
こんなのが読みたいンバ。チラッチラッ。
おちまい。




