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国取り上等のVR戦記  作者: ひつじぃさん
第二章、崩れ往く栄光
38/45

《魔雪戦争︰マヨの聖戦》マヨネーズは不滅!!!

マヨネーズは不滅!!!


痣ラシ視点。

「「「「「「「マヨネーズは不滅!!!」」」」」」」

「「「「「「「マヨネーズは不滅!!!」」」」」」」

「「「「「「「マヨネーズは不滅!!!」」」」」」」

「本当にこっちに来て良かったのだろうか…………」


痣ラシは【バンディット】を救世主とラケラケに任せて、部隊を元【神聖マヨネーズ】の残党に回す事にした。

だが、この熱量を見て本当に自分がこれを相手にするのかと若干気圧されている。


「皆、よくこれを目の前にして気が狂わないな」

「もう、マヨネーズの讃歌は腐る程聞いてますので」


部下に気が狂わないか問いかけるも、遠い目をしながら彼らを見やるばかりであった。

他の人もそうだ、ある者ほマヨネーズと聞いただけで震え上がり、ある者はむしろマヨネーズを信仰しても良いんじゃないかと世迷い言を言う始末。


「まぁ良い、今より行動を開始する。〈写し絵〉」


智謀の英雄の権能〈写し絵〉、その効果自身を含む部隊を透明化し元居た場所にはデコイを出現させるというもの。


痣ラシが〈写し絵〉を使用した瞬間、部隊は二手に別れて魔法の一斉を開始する。


「〈弱化の呪い〉」

「「「〈ファイヤージャベリン〉」」」

「「「「「〈ウィンドバン〉」」」」」


その一斉射撃の瞬間、痣ラシは〈弱化の呪い〉で耐久を下げ〈ファイヤージャベリン〉や〈ウィンドバン〉で一網打尽とするはずだった。


「「「「「「マヨネーズは不滅!!!」」」」」」」

「「「「「「マヨネーズは不滅!!!」」」」」」」

「「「「「「マヨネーズは不滅!!!」」」」」」」

「な、何だと?!」


だがその讃歌は止まること無く走り続けている。

そのマヨネーズを讃える声はまさに戦場を響かせる音楽へと様変わりしているかのようだった。


「僕達のマヨネーズ愛を舐めないで欲しいね。マヨネーズ神は権能〈聖なる号令〉を授けて下さったんだ!!」


元【神聖マヨネーズ】教祖ネーズ、その権能〈聖なる号令〉は味方全体の耐性上昇、更に対象の者が呪文を唱える()()効果は()()()される。

しかし、その〈聖なる号令〉の効果を受けるには術者が考えた呪文を唱え続け無ければならない。


それ、即ち「マヨネーズは不滅!!!」である。


「何だ、そのふざけた権能は!!」

「至って大真面目だ。さぁ、君も唱えないか? 「マヨネーズは不滅!!!」と!!」

「言うわけ無いだろ、そんな……おい、待て待て、止まれ、止まっ……こっちに来るなぁぁぁぁぁ!!!」


智謀の英雄の最後に聞いた声は「マヨネーズは不滅!!!」の合唱であった。


マヨネーズは不滅!!!

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