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国取り上等のVR戦記  作者: ひつじぃさん
第二章、崩れ往く栄光
34/45

《魔雪戦争:ルミタールの戦い》トップクラス

()【魔導帝国】北領地ルミタール。

かつて、パッツパツが物資を漁っていたこの領地には血と雪の臭いが蔓延していた。 

【スノーフォックス】本隊と【魔導帝国】怒羅魂及びカヤザール部隊との激しい攻防が繰り広げられていた。


「「「〈吹雪〉」」」

「あの術者を攻撃しろ!!」

「ファランクスを崩さないで!!」


その本隊を指揮しているのはメイクであり、実質初戦闘でこの合戦を指揮するハメになっていた。

それと同時に戦場の難しさをヒシヒシと感じ取るのと同時にこの部隊が壊滅すると後が無い事も理解していた。


現地点では〈吹雪〉が吹き荒れるこの戦場で、真っ先に狙われるのは〈吹雪〉を起こしている術者である。

この戦場の鍵はいかに術者を守り抜き【魔導帝国】の部隊を消耗させるかにかかっている。


灯火の英雄には〈栄光の灯火〉と呼ばれる極寒対策と各種属性攻撃による耐性を同時に行える魔法が存在する。

しかし所詮魔法なので魔力が尽きれば発動する事は出来なくなる。

そうなれば【魔導帝国】の部隊は即座に壊滅、【スノーフォックス】本隊の勝利に繋がる。


だがしかし、負け筋としてはファランクスが突破されて術者を攻撃される事。

この戦場は〈吹雪〉によって均衡を保っているに過ぎず、もし〈吹雪〉が途切れれば【スノーフォックス】の部隊は即座に壊滅、【魔導帝国】の部隊の勝利に繋がる。


そう、これは持久戦の勝負である。


「えぇい、鬱陶しい。一撃で粉砕してやるよ!!」

「合わせるぞ、怒羅魂」


怒羅魂にはとっておきがあった。


皇帝から強力な権能を渡されていたのだ。

その権能の名は〈反撃の狼煙〉と呼ばれるもので、その効果被弾時に攻撃力バフを()()()するというものである。


攻撃されればされる程攻撃力は増していき、一発一発の攻撃が即死級の威力と化す。


「〈帝竜一閃〉」「〈天地獄斬〉」


怒羅魂の〈帝竜一閃〉、カヤザールの〈天地獄斬〉、そのどれもがこの世界ではトップクラスの技であり、そう容易く防がれるものではなかった。


「〈結界〉」

「何っ……!!」


本来ならば、その猛攻によって正面のファランクスは粉々に粉砕されていたはずだった。

しかし、メイクの〈結界〉によってトップクラスの一撃は防がれてしまいま――――


ピキッ。


「いいや、まだだ!!」


〈結界〉にヒビが入った。


「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」


それを好機と捉えたのか、二人は技の出力を上げる。

一瞬防がれたと思われていた技だが、流石に無傷とはいかなかったのだろう。

その〈結界〉を叩き割る勢いで破滅の英雄と灯火の英雄は猛攻を止める事は無い。


(〈結界〉が……突破される……!!)


ピキッ。

パキッ。


(もう……駄目……!!)


「うぉっ、ここが戦場――――」

「「「「えっ」」」」


突然、赤い鬼が戦場へと出現した。


バキン――――


「ごべらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!?!?!?!」


この世界トップクラスの技は図らずも赤い鬼へと直撃し、肉壁となって防がれてしまったのだった。


可哀想な鬼……ひとえにてめぇが戦場のど真ん中に転移させられたせいだが()


そして、今までタイトルの頭に《》つけ忘れてました。

誠に申し訳ございません。

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