国取り上等
「これは……」
突然記憶が流れ込んで来た。
まるでビデオレターを見ているような気分だ。
これも玉藻前の権能なのだろうか?
いいや、それは一旦置いておくべきだろう。
「トグ、お主は【魔導帝国】に挑むんじゃろ。我々が付いている。一緒にやろう」
俺はこの気持ちを理解されないだろうと思っていた。
この慟哭は救われないものだと思っていた。
この異常は許されないものだと思っていた。
「良いのか……迷惑かかるかも……しんないんだぞ……」
「そんなのは百も承知だよ、もう私達は仲間なんだ。今さら水臭いぞ」
「そうですよ、せっかくやるんですから皆でやりましょう」
「みんな……!!」
……涙で……前が見えねぇよ……!!
「あぁ、やろう。皆で!!」
例え世界を敵に回したとしても恐れる事は無い。
「国取り上等!! 目指すは打倒【魔導帝国】!!」
何故なら、我儘に付き合ってくれる理解者が居るから。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
あれから一ヶ月が経つ。
決戦の時は、すぐそこまで…………。
これにて第一章は終了となります!!
やっとタイトル回収できたよ......いつまでも読者に日常シーン見せてるとタイトル詐欺だと思われちゃうからね。
第二章は本格的に【魔導帝国】とバトルする予定なので楽しみにしててね~




