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国取り上等のVR戦記  作者: ひつじぃさん
第一章は蜜の味、国の繁栄はいかが?
17/45

魔法とは

「ところで、あまり()()を見かけないんだが使わない理由とかあるのかい?」

「えっ?」

「魔法なんてあるんですか?」


急にファンタジーな言葉を発したと一瞬思ったが、そういえばここファンタジーな世界だったわ。

そりゃ魔法の一つぐらい無いのはおかしいよな。

そういえば、雪の妖精が使ってる〈吹雪〉も分類としては魔法にあたるのだろうか。


「あーなるほどね、このゲーム掲示板とか全体チャットとか無いから知らない人も居るのか」

「お前の元居た国では活発なの?」

「それはもう、使う事が日常になってるぐらいには」


そんなに便利なのか魔法というやつは、あの狐そこんとこちゃんと説明しないからな……。

俺達はその魔法の発動方法も活用方法も何も分からない。

そう言う意味では他の国より技術力は一歩劣るか……。


「パッツさん、その魔法の使い方私たちに教えてくれませんか?」

「勿論だとも!! むしろ、その方法を君たちに伝授したくてたまらなかったんだ」


まず魔法を発動するのに必要な物は三つある。


一つ、魔力が必要。

二つ、杖や魔導書などの出力する媒介が必要。

三つ、呪文を唱える事。


一つ目はとにかく魔力があれば良くて、魔力瓶を飲むか魔水晶の力を借りる事でそれをエネルギーとして魔法を行使する事が出来るとの事。

二つ目は杖、魔導書、魔法陣が必要なのは、例えば銃弾を撃ち出す為に銃そのものが必要なのと同じ事らしい。

三つ目での呪文というのは魔法の命令文みたいなので、「炎を出せ」や「土の壁を築け」のような文章をこの世界の古代言語で訳して言葉に出さなければいけないのだとか。

ただし命令文が複雑であればある程魔力コストがかかる仕様で大規模なものだと数人がかりで唱えないと発動しないものもあるらしい……例えば〈吹雪〉とか。


「なるほど……全部足らんな」

「魔法って難しいんですね……」


魔力というエネルギーも無ければ杖や魔導書を作る技術も無い、呪文なんて古代言語を翻訳して唱えろとか難易度が高すぎないか?


「ふむ……もしかしたら、そこの雪の妖精諸君なら魔法を扱えるかもしれんな」

「そうなんだよ、〈吹雪〉を出現させる魔法使ってたんだけど、何で雪の妖精は素で魔法使えるのか分からないんだよな。本人達に聞いても何かパッとしないらしくて」


そりゃあ例えば普段二足歩行してる我々に対して異星人が「どうやったら二足歩行できますか」なんて聞かれても困るに決まってるよな。

だって二足歩行なんて生きてる内に自然とできるものだから説明が難しいんだよ。


「人間は水でできていると言われているのと同じで、妖精は魔力でできているとされているんだ。この時点で魔力は揃っているだろ」

「……言われてみれば?」

「そしてこれは仮説だが、妖精達はその身体そのものが杖や魔導書のような役割を果たしているんじゃないかな」

「何だその便利な身体は」


じゃあ雪の妖精は通常時で魔力あり杖ありの魔法を常に行使できるって事?

人間と違って杖を落として魔法を封じる……なんて戦法は通じない訳だ。

凄いなそれ。


「それじゃあ、パッツは妖精達に魔法教授してくれよ。俺達にはまだ早そうだ」

「そうか、非常に残念だ……魔法が使えれば私のようなエレガントになれるのに……!!」

「あ、遠慮します」

このゲームの呪文を詠唱するのは現実でいうプログラミングと近いかもしれない(伝わる人には伝わる例え)


魔法や何かの能力を行使する時には<>の中に書く事で表現する事にしました。

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