表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
国取り上等のVR戦記  作者: ひつじぃさん
プロローグよ、美しくも残酷な世界に乾杯しよう
1/45

悪友からの通話

はじめまして、ひつじぃさんじゃよ。


VRゲーム×戦記ものを書いてみようと思って執筆を始めました。

皆様、是非とも楽しんでって下さい。

プルルルルル………。

プルルルルル………。

プルルルルル…………。

ピッ。


「よぉ研露(トグロ)ちゃ……」


ツーツー。


さて、ゲームの続きをやろうか。

俺が今ゲームしているのは『スペースユニバース』と呼ばれている戦争シュミレーションゲームで、大昔に流行ったディスプレイ型のゲームだ。

世間の主流はもっぱらVR型のゲームだが、俺は古き良きも愛しているんだ。


これは宇宙を舞台として異なる陣営同士で戦争を繰り広げるゲームで、いかに相手の陣営をボコスか考えるのさ。

外交やら内政やら考える事が多いんだが、その戦略の奥深さこそがこの手のゲームの魅力だろう。


プルルルルル………。

プルルルルル………。

プルルルルル…………。


「しつこいな、一回切ったんだから諦めろよ」


そうため息を零しながら、耳の接続機器に触れる。

瞬間、目の前にホログラフィーが出現して徐々に人の形を成していく。


「おいおい、この俺様の通話をぶった切るたぁ良い度胸じゃねぇか」


こいつは遊田(ユウダ)竜胆(リンドウ)、いわゆる悪友だ。

ほのぼのとしたエピソードを用意できたら良かったんだが、こいつとは数々のオンラインゲームを荒らしてきた記憶しかない。

後で用事を付き合ってやってもいいが、今はそんな気分じゃないんだよ。


「今は古き良き戦争シュミレーションゲームをやってるんだ。悪いが用事なら後にしてくれないか?」

「なんだ、せっかく新作のVR戦争シュミレーションゲーム出たからお前も誘おうと思ったのに」

「何やってるんだ、早くやるぞ」


なんだ、そういう事だったら早く言えよ。

俺は血に飢えてるんだ。

戦争や闘争はいいぞ、眼前のプレイヤーを数の暴力で消し去る快感と言ったら……で、どんなゲームなんだ?


「そう言うと思ったぜ。『アナザーワールドキングダム』略して”アナキン”」

「アナキンスカイウォーカー!!」

「それスターウォーズな」


少ししたら通知が届く。

中を見てみると、アナキンのギフトが送られてきた。


「俺からの奢りだ、受け取っとけ」

「素晴らしい!! 持つべき者は友だな!!」

「速攻で通話ぶった切った奴とは思えん台詞だ」


はっはっは、何の事だか。


ここでは補足のようなものがあれば、色々と書いていこうと思います。


耳の接続機器は現代で言うスマホみたいなものです。

今では全ての人に使われてるVR機器で耳をポチって押すとホログラフィーが出てくる感じの機械ですね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ