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ダンジョンマスタ誕生


「体が……痛い…」


タオルを敷いた床で寝ていると、どうしても腰や肩が痛くなってしまう

でもベッドで寝ると大抵落ちるので、最初から床で寝ることにしている


「ふとん……ふとん?」


手探りで布団を探し、ふと違和感を覚えた

床の手触りがフローリングではなかった


「っ!」


勢いよく起き上がり辺りを見渡した


「何処だここ?」


クリーム色の壁に茶色いフローリングの部屋ではなく、壁も床も石造りの空間だった

部屋の広さは自分が縦に3人並んで寝れる長さと、横に7~9m程度の長さだ


「うーん…どっちを見に行こうかな?」


右手側の扉からは光が差し込んでいるので、外に繋がっているのだろう

左手側にはボロボロの樽が置いてあった


「よし、樽を見てから出るか」


樽に近づいて中を見てみると


「錆びたナイフとボロボロの布と…鍵?」


樽の中身は凄腕砥師が砥ぎたくなるナイフと虫喰いだらけの布、菱形の中の球に向かって伸びる十字の鍵


「うわぁ…錆びた金属片が凄いな」

(もしかして布がボロボロなのはこいつのせい?)


布を広げて穴の開き具合を見ながら考える


「何かに使えるかも知れないし借りようかな?」


ボロボロの布を首に括り付けたが、引きずってしまうので諦めて肩から腰へと斜めに掛けて胸の辺りで結んだ


「いざ、外の世界へ行くz――め、目があぁぁぁ!」


暗い所から明るい所への適応――明順応する前に外に出るのに気を付けよう!






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