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3話「ひょっとして俺TUEEE?」

「1番モテるためには1番強くなることさ。」

案内人言っていた。

つまり早い話この学校の連中を全員ぶっ飛ばせば良いということか。

そんなこと言われたって運動神経は我ながら良い方だとは思うが、格闘経験など1度もないし、それどころか殴り合いの経験すらない。

「まぁ、くよくよ悩んでないで試しに一戦やって見ると良いと言われた。」

初心者向けの弱い相手と対峙することになった。

フィールドは10m×10mの比較的広い円だった。

試合が始まった。

「相手が行きなり走ってきて顔の当たりを目掛けて殴ってくる。」

頭が白くなりそうだ。

落ちつけ!落ちつけ!!落ちつけ!!!

何度も自分に言い聞かせなんとか平静を保った。

そして冷静に相手の攻撃を避けた。

相手の攻撃を避けるばかりで守りに入っていた。

しかし、ここで絶対勝てるという確証が沸々と煮えたぎっていた。何故なら、ここは本来の自分の世界に比べ重力が二分の一だったからだ。

が、相手の速さはかつていた場所の連中とあまり変わらない。自分だけが圧倒的に速かった。

(なんだ!なんなんだ!これはwww)

ダメだ笑いが止まらない。なんとか笑いをこらえ、捨て台詞を吐いた。

「お前じゃ、俺は倒せない。どんなに努力しても、だ。桁が違う。格が違う。攻撃力、スタミナ、スピード、賢さ、どれをとっても俺の方が格上だ。」

言葉通りパラメーター全てがチート級に強かった。

今流行りの異世界行ったら実は俺TUEEEだった。

違うのは女の子にモテモテではないということだ。呆気なく相手を倒した。

「アメイジング!」

案内人が驚いていた。周りの連中も唖然とし、だらしなく口を開けていた。

それがたまらなく快感だった。アホ面を見て嘲笑した。

やれる!これならやれるぞ!!

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