いい香りに誘われて
旅を続けております。
今の私は「目標」と言う様な高尚な物は残念ながら持ち合わせてはいないのよ、理由は簡単
先程の述べた「友情 目標 感情」を持ち合わせているのがある意味人間に必要な「精神の支柱」だと私は考えている。
だが今の私は「妖精」だ。残念な事に人の精神で生きていたらば「発狂」する事が間違いが無い
だからこそ「妖精」の「精神」を支える物は「興味と好奇心」の最低限に此の「2つ」の存在が無ければ、生きて行けないのよ。
正直な話私には「前世」の様な死に方は「NOTHANKYOU」絶対に金輪際に「海上死」だけは避けて通りたいのよ。
まあ「愚痴」に見えてしまうけど、「生きとし生ける物」は何時何処でどの様なと言う死に方は本来「神」が決める物だ。
だが世の中は「自分で自分の死にたい時に死ねる」と言う事を実行に移す人々がいる、ある人から見たら「羨ましい事だ!!」と呟くのだろうか
まあ、さっきの事は忘れて出来るだけ後悔の少ない「妖生」を歩もう、今の私が出来る事は其れだけさ。
今の私は旅をしている、私は気晴らし目的で大きな「空」を見れば「黄昏の風景」で、大きな「黒い鳥」がただ単に飛んでいた。
だから何だという話に成る、此の世界は大きく広い「烏や雀」が空を飛んでいても別段可笑しくは無いはずだ。
逆に私から見たら「スカイフィシュやドラゴン」をこの目で見る方が上記の「烏や雀」を見るよりかは「10万倍」はマシに見えて来るものと私はそう思う。
それにしても空が「黄昏」でも「雲行き」が如何も怪しくなってきた、こんな小さな体に例え雨粒が当たっても最悪「骨折」をしかねないからなあ。
其れに「夜」は「夜」で怖いしね、夜は夜で「夜行性の動物」が跋扈をして「獲物を虎視眈々」と捕食をする機会を待っている。
だから今は「家の建造」に着手をしなければ成らないのである、下手な「野宿」は自分と言う「生命の終焉」を自分の手で編み出してしまうのだ。
だから早急に「家の建造」をしなければ成らないのだ、否だけど今周りを見渡すと「人の気配」が感じられた
此れは下手をしたら「私の転生能力」に「人間に感付かれる事に成って」最終的には「良い様に扱われる」と言う展開に成ってしまうの?
正直其れだけは其の運命だけは嫌だ「金輪際の絶対の絶対に」そんな未来だけは嫌なんだ。
だから私は出来るだけ「人の目」と「世間の目」を気にしながら行動をしなければ成らないしそんな「妖生」を歩んで生かなければいけない。
そう今は「人間」に怯えて生きてなければ、人間に最悪の話「剥製」にされる可能性だって「ZERO」ではないんだ。
まあ今はとにかく「雨宿り」の対策を練らなきゃいけない其れが「生死」に関わる事だからさ、先ほどの地点から多分だけど「300メートル」位歩いた地点に私はいる
気配を感じれば「人の気配」は残念ながら存在をしていない、ならば今の内に「家の建造」をしますかね
そうして辺りは「夜の空」になり「満月」はとても綺麗に夜空を照らしているのありました。
そして家の建築を成功をすると私は「家」に入り其処で就寝をした、まあこの家と言うのは「小さな日本庭園」が軒から見える、ごく一般的な「木造2階建て」の「日本的な住宅」である。
さて、布団もあるしそろそろ眠りますかね。
こうして「夜が朝」に成り、2階で寝てた私は「1階から」香ばしい匂いが書く事が出来た。
正しくこの匂いは「肉の匂い」だ、まさか此の世界で「ハムの匂い?」を嗅ぐ事が出来るとは夢にも思わなかった。
あれ私何か大事なことを忘れている筈なんだけど?何だったけなあ?思い出すんだ「私」この「小さな頭」で「疑問」を「自力」で解決しろ。
まず、本来1階は「無人」の筈だ。だけど匂いがしたと言う事は逆説的に考えれば「人間ないし亜人」が「調理をしている」又は「調理をしていた」と考えるべきだ。
そして、まだ「肉の匂い」が2階まで充満をしている事は「調理をしている最中」か「多くの肉を焼いて1階で肉を食べた」と言う事に成る。
其れか又「人間ないし亜人」が「一階で占領」をし続けているとも取れる。
下手に「一階に降りる」と「亜人ないし人間」とばったりり「鉢合せ」と成る可能性が高くなる。
はあ此れじゃ「詰んでますよ」と言う状況と大差変わりが無いじゃない。
さて私はどうするよ?このまま「2階」でズート待っても最終的には「人間」が2階に上ってきて最終的には私を見つける事なんて充分にあり得る。
ならば私は「2階の窓」から外に脱出をするしか無いと言う事に成る、此れで私は此の家から逃げなくては行けなくなる。
まあ元を正せば此の家は私の力で建てたのに、どうして此の世界の住人は「他人の家」に対して「ズカズカ」と土足で入り剰え「無断侵入」をするんだろうか?
道徳を此の世界で広めるべきよ本当に、もしかして此の世界では「家と言う存在は個人の物では無くて公共の物」だからこそ「家は家族で使うのではなく近隣住民で使いなさい」が此の世界での道徳じゃないのかな?
ならば「他人の家に無断侵入」や「他人の船に無断乗船」もこの世界では当然の思想なんだね。
まるで「共産主義」の考えと似ているじゃない、絶対に「共産主義者」の「転生者」が此の世界にいる又は過去にいたんだよ。




