現在位置は何処なのよ?
私は「年さん」に現在地を教えて貰ったんだけど「年さん」が、「ああ現在地が今何処かで悩んでるんだね。
確か今は「スタリアナ朝スタンジアナ王国」だから「オランジアナ」に歩いて行くのに今の君の体では最低で「400年」は掛っちゃうんじゃないのかな?
後一つ言っとかなければ成らないんだが「妖精」の寿命はこの世界では「6000年から長く生きる「妖精」は27万年は生きるらしいよ。
そうそう言い忘れて居たんだが「バラモン朝サウンド王国」は僕が前に行った時は「20世紀前半の「エチオピア」」と言う国家と同じ位発展をしているんだよ。
だから「車」と言う概念や「カービン銃「何て言うのかな、よく戦前の「大日本帝国」の兵隊さん達が持っていた「一発撃つと一旦レバーを引く」あの形式の銃」は此方の世界でも存在をしているんだよ。
だから「戦前の日本」見たいな感じだと思って行けばいいよ、それより今の君に注意しながら行かなければならない国が有る。
「サウンド王国」の北の隣国に有る「イゲレス朝エイリア共和国」の方が今の君には「注意」しなければならない国なんだ。
まあ御察しの通りこの国には「ドーリア人」と言う「肌が白くて頭が良い」人間が多く住んでいるんだよ
其の国は周りの国より発展をしていているんだよな、そうだな史実の「1950年のアメリカ東海岸の「デトロイト」と同じ位発展をしている。」
間違いなくこの国がこの世界でいちばん文明が進んでいる地域だ。この国は前に墨が行った時は「繁栄の謳歌」をしていたよ。
その「代償」が「亜人」の血によって出来たんだよな。早い話に言うと「第二次世界大戦」の時の「ナチス・ドイツ」の「ホロコースト」以上で「アメリカ南部」の「黒人奴隷」と同じ位の待遇だったよ。
そうだなあの国は「亜人」も「妖精」も「存在して行けない!!」と言うのが「国家の教義」として存在をしているんだよ。
だから「妖精」の君が此処に来たら「刑場の露」に成っちゃうから気を付けてね。
さて気を長くして「オランジアナ」に向かって羽ばたいって向かってね。」そう年さんは「爆弾発言」をサラっと言ったんだよ。
イヤイヤ、安心していく事なんて出来ないよ。だって陸路で行くと「エイリア共和国」を必ず通って行かなければ行けないんじゃない。こんな「小さな身体」の私が行っても「刑場の露」に成っちゃうじゃない。
仕方が無い「船」に乗って「サウンド王国」に向かうしか無いじゃない、でもこの世界の「海の生物」は如何なって要るんだろう?
「大王烏賊」が子供のサイズに見られて仕舞う程の「皇帝烏賊」と言う事実の「地球」には存在をしなかった程の「軟体動物」が存在をする世界なんだろうか。
まあ今の自分がしなければならないのは「船」の建設何だけどね。




