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悲しい恋

作者: 陽炎

「三角形」


僕は恋を始めた

その相手は彼女だ

しかし彼女にも好きな人がいた

僕の親友のアイツだ・・・


「約束」


僕は彼女に好きな人を思い切って聞いてみた

彼女の好きな人が僕だと思っていたからだ

しかしそれはただの勘違いだった・・・

彼女の好きな人は僕ではなかった

それは・・・

僕の親友のアイツだった

そして好きな人を聞いたかわりに僕と彼女は約束をした

それは彼女とアイツを付き合わせるという条件だった

なぜこんな約束をしたのか自分でも分からない

この約束は自分を傷つけるだけだった・・・

話をする時はいつもあいつのことだけだった

正直つらかった

でも彼女が好きということは変わらなかった

なぜだろう・・・

多分僕には彼女しかいないんだろう

彼女という星しか


「役割」


ある日僕は彼女からアイツへの手紙を渡してほしいと頼まれた

当然渡すのは嫌だった

なぜ僕が彼女の恋を手伝わなきゃいけないんだ・・・

そう思っていた

でも僕は彼女と約束をしていた

だから引き受けた・・・

そしてアイツの家へ向かった

渡す前に破ってやりたかった

燃やしてやりたかった

それはこの手紙を渡してしまえば彼女はアイツのものになってしまうと思ったからだ・・・

何をしてでも渡したくなかった

でもできなかった

これは約束だ

そう考えているうちにアイツの家についた

これ・・・・・・

そう言ってアイツに渡した

複雑な気持ちだった

悔しかった

でもアイツの前では笑顔でいた

変に気を使わせたくなかったからだ

渡し終わると別れを言った

そしてお気に入りの場所へ向かった

これで僕の役割は終わった・・・


「悲しい最後」


そこは僕と彼女が初めて会った場所だった

もう夜だった

星がよく見えた

でも僕の星が見えなかった

一番輝く君と言う名の星

僕の星はどこへ行った?

そう考えるうちに涙が出てきた

何で?

何で泣いているんだろう?

情けないから?

悔しいから?

いつまでたっても分からなかった

複雑な思いだった

そうしているうちに携帯の受信ボックスにはアイツからのメールが来ていた

そのメールは「僕達付き合う事になった」と書いてあった

この時点で僕は彼女との約束を守った

達成感なんて無かった

自分で自分を殺したようなものだった

僕は暗い夜に一人で泣き崩れていた

僕の恋はこうして終わった・・・

悲しい恋だった・・・


最後まで読んで下さってありがとうございます

面白かったですか?

泣けましたか?

まだ下手ですみません

これから作品を書く上で参考にしたいので良かったら意見を下さい

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― 新着の感想 ―
[一言] いいさくひんじゃん
[一言] 何かが惜しい... まぁ、まだまだだな(笑)
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