狙われた家
掲載日:2026/03/30
連続強盗事件が続いていた。
警察は手を焼いていたが、犯人はまだ捕まっていない。
その犯人は、今夜も獲物を探していた。
深夜。
街灯の下を、ひとりの女が歩いていた。
身なりがよく、金回りも良さそうだ。
男は距離を保ちながら後をつけた。
女は静かな住宅街の一軒家に入った。
数日観察したが、どうやら一人暮らしらしい。
絶好の獲物だった。
ある夜、男はついに決行した。
窓から忍び込み、物音を立てぬよう室内へ入る。
その瞬間、明かりがつき窓にはシャッターが閉まった。
「いらっしゃい」
女は落ち着いた声で言った。
同時に、奥の部屋から数体のロボットが現れた。
ポリスと胸に書いてある。
女は機械的な口調で言った。
「犯罪者個体の回収を完了。次の対象の誘導を継続します」




