第十五夜 お月見(本編には全く関係ないし、本編には出てきません)
はい。また来ました、意味わからないやつ。あの頃は少し頭が悪かった気がするから、衝撃のシーンがあります。
「もうすぐお月見ですね」
「え」
・・・・・・この世界にお月見という概念があったのか。
「ねぇ、ディス。たくさんお団子作って!」
「任せろ」
「じゃあ、素材取ってきて!・・・・・・えぇと、まずハリブーの肉1kgと、トンテンの皮2kgに、草500gだね」
・・・・・・なんじゃそりゃっ!
「わかった。取ってくるわ」
と、ユタは前向き。
・・・・・・なんでお前は平然といられるんだよっ!
俺は心の平穏を保てない。
・・・・・・だって異世界系の食事って不味くてライフ減りそうなんだもん!
あまりその食事に触れてきていないからこそなんとなく避けてしまう。
「ってか、ハリブーって何?」
「あぁ。ハリブーはね…」
「ドゴォッ」
「なんだ!?」
「丁度いいところに。あれがハリブーよ」
「え?」
ハリブー、その正体とは。
「うさ・・・・・・ぎ?」
そう。ハリブーは紛うことなきウサギだったのだ。
・・・・・・そこはウサギかよっ!
しかもこいつ、マジで強い。毎秒原寸大の月をぶん投げてくるのだ。
・・・・・・なんだこいつ!
「ピピッ。新技が使えます」
「新技・・・・・・?」
なんか今日だけ新技が使えるらしい。
「能面式殺戮殺法・・・・・・月!」
「スパパパパッパパパパン!」
「な!?」
新月、三日月、上弦下弦、満月、その他諸々たくさんの月が出現した。
・・・・・・強すぎだろっ!
もちろん一撃ワンパン。
「・・・・・・は?なんで一体で1gしか手に入らないんだ?」
「あぁ、それまず1000体出現するまで厳選して、そのあと全部倒さないといけないんだよね〜。めんどいよね〜」
・・・・・・この鬼畜仕様があああああああああああ!
異世界転生あるある。マジ鬼畜仕様がある。
意味がわかりませんでしたよね?「毎秒原寸大の月をぶん投げてくるのだ」とは。強すぎる。




