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実話怪談ランドスケープ

【実話怪談】邪魔する手

作者: 高橋志歩

 母親の知人のM医師は、とても良い方なのだけども口は大変悪い。でも手術の腕は確かだった。


 ある日、そのM医師が執刀している手術中のこと。

 もちろん集中していたM医師、いきなり目の前に右側から手がにゅうっ!と突き出された。

 メスを握っている手の上に、手袋も何もしていない素手。

 M医師は咄嗟にカッとなって「何をやっとんじゃああ!!」と怒鳴りながらそちらを見たら誰もいなかった。

 手術台の周囲にいた医師や看護師たちは、突然大声で怒鳴ったM医師にびっくりしていた。


 M医師曰く「日焼けした男の手やったけどな、あれは本当に腹立った。出るんやったら俺が暇な時に出てこいて言いたかったわ」


 今は引退して、悠々自適な毎日を送っておられます。

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