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時空 まほろ 詩集 言の葉の時風たち

夢見た跡

人々が夢見た跡


それは残骸


もはや


夢の跡


古びた轍には


何も残らなかった


夢の跡地には


機械の骸が残るのみ


そこに希望を見た一人の人が居た


この地をまた


人々の夢見る土地にしようと


その人は一人で機械の骸を丁寧に片付け始めた


その行動はやがてニュースとなり


多くの人が知る事となった


一人の人の元に


少女がやって来て


一緒に行動するようになった


少年がやって来て


一緒に行動するようになった


老人がやって来て


「暇つぶしさ」と言いながら


重い機械の塊りを転がした


いつの間にかたくさんの人が集まり始めた


たくさんの人々が行動した結果


夢の跡地は


未来への希望の地となった


その場所には常に笑顔が溢れ


笑い声が響き


人々の憩いの地となった


夢見る土地と呼ばれるようになった


ある場所の物語……

お読みくださり、本当にありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[良い点]  人々は土地に夢を見たのではなくて。  人に夢を見たのでしょうか。  たったひとりの思いと行動が、周りに広がり希望に繋がる。  素敵なことだと思います。
[良い点] 重厚感のある魅力的な作品ですね!(^○^)
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