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Deviance World Online 〜最弱種族から成り上がるVRMMO奇譚〜  作者: 黒犬狼藉
一章中編『黒の盟主と白の盟主』

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183/360

Deviance World Online 間話『人物紹介 王の軍』

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*ステータス*

 名前:アレクサンダー・イスカンダル  Lv.97

 性別:男

 種族:人間

 職業:詐術士 王 大王 征服王

 称号:征服王 北方の主 大王 双角王 血盟の主 etc……

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作者からのコメント

 世紀の大王、この世界において最強の軍隊とも言える『王の軍』を率いる大王。

 気性は豪胆そのもの、性質は既存社会の破壊。

 良しと思えば周りの意見や状況を無視して先走り、悪しと思ば自己正義を貫き通し断罪する。

 現実世界ではギリシャを統一し、ペルシア・エジプト・インドなどの名だたる大国をほぼ制圧・支配下に置き、広大な帝国を作り上げた。

 『DWO』では北方と呼ばれる大地を支配し、南に足を伸ばした模様。

 本編で語られているように、彼の目的の大半は北方の統一でありそれ以上の目的はなかった。

 しかし北方を統一して尚、飽き足らな欲が湧き続け南方にまで足を伸ばしたと言う話だ。

 性格は夢見がちな現実主義者、気高く理想を掲げ雄々しく現実を歩む人間。

 またそのため、レオトールとの仲は良いが何処かの時点で確実に排除する必要があるとも考えていた。

 今回の出来事は時期尚早だとは思っていたが、渡りに船だとも考えている。

 本人の戦闘能力は一般兵卒より優秀程度、一芸に特化しているとは言え彼が集めた彼の友であり最強の兵である盟主には敵わない。

 その反面、カリスマ性や統率能力は非常に高いため完全な指揮官タイプ。

 見た目は年齢の割に幼い、とは言え年齢自体も28程度とかなり幼いが。

 身長は170センチ程度であり、短く切り揃えた赤髪に腰には幅広の片手剣を持ち愛馬であり魔獣でもある『ブケパロス』に騎乗する。

 生涯での大きな戦いは全戦全勝、特別に大きな戦いというのはレオトールとの交渉だろうか?

 ともかく、多大な実績と莫大なカリスマを持つ大王。

 それこそが、征服王アレクサンダー・イスカンダルその人である。


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*ステータス*

 名前:ヘファイスティオン  Lv.182

 性別:女

 種族:上位人間

 職業:影武者 同一異人 etc……

 称号:透の盟主 影武者 王の友 心象を開いた者 etc……

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作者からのコメント

 王の友ヘファイスティオン、イスカンダルの影武者であり最上の敬意と忠義を尽くす妙齢の女性。

 実はこんなんでも27歳程度、この世界基準では少し歳を食ってる。

 影属性に特化した盟主であり、光あるところでより強く力を発揮する。

 搦手を多用し、直接戦闘を避ける方が多いが別段そこまで直接戦闘が苦手というわけでもない。

 また本編で相当稀有な心象世界の担い手、詳細は時期が来たら追々。

 アサシン技能は殆ど持ってこそいないものの、単純な暗殺術ではレオトールを上回る。

 苦手な相手は魔術を使わない相手、レオトールと戦いトラウマになった模様。

 彼女はスキルにより影を用いた擬似的なインベントリを保有、ただし容量はそこまで(とは言ってもあるにはある。)

 レオトールとの関係は友人同士、それ以上でも以下でもない。

 人としての信用は置けるが信頼はできず、敵として相見えるのはできれば願い下げ。

 戦えば多大な被害を被ることが考えられ、水晶大陸を使用された場合勝てる自信はないと思い込んでる。

 重度の秘密主義者で自身の能力の殆どを盟主にも明かしていない、例外的にレオトールとイスカンダルには明かしている。(レオトールは協力する条件として二人の能力の開示などを求めた為)


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*ステータス*

 名前:レオトール・リーコス  Lv.298

 性別:男

 種族:人間?

 職業:etc……(ほぼ全てが中位から下位、および特異特殊性のない職業のため)

 称号:水晶大陸 心象を得たモノ 伯牙 白の盟主 ⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎ etc……

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作者からのコメント

 本編最強のキャラクタこと、レオトールさんです。

 レベルがバグってますねー、一応これでも『王の軍』トップのレベルという訳ではありません。

 そしてステータス項目全てが2000を超えている、本編で北方最強と言われるのも頷くばかりです。

 ついでに、ここまでのレベルになると経験値稼ぎをするためにレイドボスと戦う必要があります。

 盟主がレイドボスを単騎で倒せるのも納得ですね。

 さて、本人の性格などはここまで読んできた皆様ならわかると思うのでカットします。

 なので話すのは彼のステータスが、レベルの割に低いことですかね?


 はい、実は彼ってレベルの割にステータスが低いのです。

 というか、低いってもんじゃないです。

 裏設定を完全に把握している作者だからこそ言いますが、大体スキルを1000や2000とれば彼のステータスに追いつけるでしょう(実際は上位スキルになると他ステを減少させる効果もあるのでそんな簡単な話ではないですが。)

 ですがそれを差し引いても、取得している職業の数がおよそ百近くある時点で2000って滅茶苦茶少ないのです。

 なのになぜステータスの全てが2000程度で収まっているかというと、これは人体の限界。

 言い換えれば人間としての到達点だから、という理由が存在します。

 基本的に人間はレベル200に到達すると進化が可能になります、これはどの人種でも共通なのですが。

 レオトールは生まれと先祖の関係で、そもそも進化ができません。

 その代わり人類としては破格、というか生物としての規格を上回るスキルである水晶大陸やそれに連なるスキルを保有しているからです。

 つまり、肉体は人間ですが保有する可能性などはそこらに転がっているレイドボスを軽く上回ります。

 種族の人間?というのは、人の皮を被った人外であるというふうにステータスが認識しているのが原因という訳です。

 そのため、バフ次第ではステータスが跳ね上がりますが現状ならば彼のステータスは2000を大きく上回ることはないでしょう。

 最も、彼が人間であることを捨てればより大きく進化するとは思いますけどね?


 次に称号欄の謎ですね、うん。

 気づいた方はずっと疑問に思うのでしょうが、⬜︎の連続とかも気になっているんじゃないでしょうか?

 はい、それは今後明かされるので放置しておきます。

 それよりも重要なのは『心象を得たモノ』という称号、これは何を示しているのでしょうか?(笑)

 ぶっちゃけ、その秘密は現段階では分かりません。

 まだ語るべき時ではない、と言うヤツです。

 というか、心象世界とは何なのかという問題があるのでスルーします。

 心象世界がメインとなるのは……、予想では二章かな? 多分、そんな感じです。

 設定は固まっているのですが、今ここで明かすとね? 二章ラスボスとか、他の心象使いとかがモロバレになりかねないのよ……。

 あ、言い忘れてましたが。

 心象世界は開くものであって、得るものではありません。

 そして、心象を開くのには鍵が必須です。

 レオトールは、その二つを保有も経験もしてません。

 まぁ、詳しくは嫌でも二章に明かされるでしょう。


 あと、ここからはくだらない話ですが。

 最初の設定ではレオトールは既婚者の予定でしたが、めんどくさいので独身設定にしました。

 ただ性交渉はしてるので、下手すれば子供がいるかも……?

 いや、居ないな。(確信)

 こいつは絶対に避妊するタイプだ(確信)

 下世話な話が嫌いな方は申し訳ないです、まぁそういうことで。

 レオトールが潔癖だとか思っていた読者には申し訳ないですね、うん。

 文句は全部イスカンダルに言ってください、こいつは別に女好きという訳でもないので。

 流石に娼館に連れて行かれて金も支払われたら、抱くっきゃないでしょう!!

 相手のプライドとかありますからね、仕方ない。


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*ステータス*

 名前:シーザー・プトレマイオス  Lv.238

 性別:男

 種族:魔人

 職業:高位魔術師 伝道者 高位魔法師 自然魔術師 etc……

 称号:賢者の叡智 青の盟主 神羅を読み解く者 賢者 etc……

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作者のコメント

 本編最強格の魔術師、若くして『王の軍』の戦列にならぶ天才。

 自然を利用した魔術を用い、それを隠れ蓑にした魔術も放つ食わせ者。

 人なりは掴みづらく、敵かと思えば味方だったということもしばしば。

 征服王に協力しているのも、より実践的により効率的に極まった魔術を開拓するため。

 魔女であるモルガンと似た系列の人間ではあるが、目的や手段はどちらかと言えばロッソに近い。

 近接戦闘ははっきりと苦手、魔術を用いればその限りではないがそれを排除されればめっきり弱い。

 ただ魔術を用いた場合の戦闘能力は非常に高く、過去に行った模擬戦で使用手段を無制限にした戦いでは3回の内だけ1回レオトールに勝利している。

 年齢は25歳程度とレオトールと同い年、仲は悪くない程度。

 性格は中庸、ただ傭兵として行動しているので契約主を裏切ることはない。

 また彼の率いる傭兵団は、若く探究心が強いものや年老いてなお止まることができないものが多い。

 

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*ステータス*

 名前:ブラスト・ブライダー  Lv.324

 性別:男

 種族:上位排曇人

 職業:機械操作師 蒸気魔術師 人外 狂戦士 etc……

 称号:灰の盟主 半人半機 蒸気の支配者 蒸気を操る者  etc……

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作者からのコメント

 北方最高レベルの人外、そのSTRは4000超えの化け物。

 職業の通り人間の状態から逸脱し、体内で駆動する魔法陣と歯車を調節して蒸気を吐きながら生きる存在。

 生きるために必要なことは霧の排出ぐらいという規格外の生命体、そのくせ武装を縛ればレオトールに全線全勝という化け物みたいな性能も発揮する。(なんでもありになると、全敗する。)

 超高温の蒸気を常に噴出する関係で、その目は白濁し目が見えないとされており周囲の知覚は自分から漏れ出る霧の魔力をソナーがわりに知覚していたり。

 人間性は基本的に裏表なし、敵であれば殺すだけ。

 征服王についていく理由の殆どは征服王を気に入ったら、彼が率いる傭兵団は彼と違い結構真面目。

 人としても彼は結構好かれている、いい人たちに巡り会ったとは本人の談。


以下、本編未登場


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*ステータス*

 名前:エル・ドラコ  Lv.121

 性別:男

 種族:龍人

 職業:竜 竜殺し 龍人 竜乗り etc……

 称号:赤の盟主 龍殺し 半龍半人 悪食家 健啖家 etc……

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作者からのコメント

 レオトールが成れなかった種族の一つ、炎龍帝の心臓を食ったことで種族が勝手に進化した。

 流れる血液は炎となり、魔力は全て竜の炎の属性へと変化。

 常に炎が吹き出している、レオトールの次に炎龍帝戦で活躍した人物。

 簡単に彼の状態を示すと、鎧装『緋紅羅死』を常に装備している近接がやや弱くインベントリを持たないレオトール。

 レオトールとタイマンで勝率半々といったところ、普通にドラゴンの影響がでかい。

 出身は小麦が映える農村、転じて小麦の黄金郷。

 一攫千金を狙い、近くの盗賊団を力でだまらせ傭兵団を形成した。

 荒くれ者だが気性は良い、ただし問題児。

 年齢は29歳程度、だが龍の血液で精神年齢は若返っている。

 称号の悪食と健啖は二重の意味を兼ねている、具体的には性的に悪食で健啖家というわけだ。

 レオトールとの関係性は師弟が近い、戦い方の基礎を叩き込んだのはレオトールだったというのもある。

 一応槍使いだが、正確に言うなら龍の鱗から削り出した槍を使い周囲一体を焦土にするタイプ。

 また竜に乗って戦うため、彼のそばには常に火竜が存在する。

 なお、火竜と彼は結婚しているし子供もいる模様。

 人化できるのはいいが、異種族間ってなんか違うと思うのは作者だけだろうか?

 それとも設定上だけでも美人と言うのが許せないのだろうか? ともかく、こいつらは大人しく二人で爆発しておけ。


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*ステータス*

 名前:シルフィリア・リーブスシア  Lv.264

 性別:女

 種族:半精霊(風)

 職業:風使い 風鳴師 音を聞く者 etc……

 称号:緑の盟主 半精霊に至った者 友好を結ぶ者 etc……

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作者からのコメント

 特に深い設定はまだ生えていないキャラクター、イメージは姉御肌。

 風の双剣使い、風を圧縮し剣を形成する。

 レオトールがインベントリに入れてある風の双剣は彼女からもらった物でも良いかもしれない。

 多分酒には弱い、理由はそっちの方が萌えるから。

 年齢も未定、だが30以上には絶対にしない。

 あと使う魔術の主格が風だからツンデレでも良いかもしれないかも? 無自覚系ツンデレは愛いものだ。

 確定してる事象の方が少ないが、まぁこう言うキャラクターもいると言うことでここはよろしく。

 なんか良い案があればぜひ感想まで、暇な時にキャラクターを確定させるかもしれない。

 なお、北方最速。


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*ステータス*

 名前:パプリオ・デザイア  Lv.211

 性別:女

 種族:幻人

 職業:傀儡師 人形師 精神鑑定師 精神分析師 etc……

 称号:黄の盟主 心を操る者 心の支配者 幻惑者 etc……

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作者からのコメント

 もう言わなくてもわかるよね、と言う能力構成。

 デバフを基本としてホムンクルスも作成するタイプの中衛タイプ、シンプルな強さはないものの国家支配とかに向いている。

 というか実際、彼女の傭兵団は彼女が作成し育てたホムンクルスで構成される。

 レオトールと戦ったことはない、なぜなら戦う前に結果がわかるから(絶望的な相性差)

 元々は中小国家でひっそりと工房を開いているだけの魔術師だったが、その小国をイスカンダルが滅ぼした時に加わった。

 征服王に加わる理由は特になし、強いて言えば人間とは思えない精神構成の人間が見れるから(レオトールとか)

 心象世界の発現条件を解明し、自分では不可能だと悟れる稀有なキャラクター。

 見た目はダウナー系美女、イメージ猫耳似合いそうなロングヘア。

 倫理観は結構薄いので黒狼とかと気が合いそう、もしかしたら同族嫌悪を起こすかもしれないが。

 盟主の割に運動能力は低いが、それでも近接戦を多少は行えると思いたい。


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*ステータス*

 名前:蜜・影廊(ミョン・エイルォン)  Lv.267

 性別:男

 種族:焔美人

 職業:剣客 剣術指南 etc……

 称号:橙の盟主 剣心一体 無念無想 活殺自在 etc……

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作者からのコメント

 名前の読み方が中国系(実際は結構適当)のくせに日本のサムライみたいな職業とかにするなって? 知るか。

 本編での剣士であり、とある王国の王族の一員。

 征服王の傘下になった理由は見た目が女性、それも超絶美人な女性であるからとのこと。

 征服王の豪胆な気性を気に入ったと言うのも大きい、あと継承権も低いのが拍車をかける。

 後に語るが、鉛の盟主と顔見知りである。

 実力は武器固定ならレオトールに勝るが、なんでもありなら全戦全敗。

 純粋な技量が高いタイプであり、特化型殺しの性能をしている。

 また魔術も用い、水の魔術を得意とする。

 特に語ることなし、年齢は43歳程度で結構歳を食ってる。


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*ステータス*

 名前:デッド・ラッド  Lv.223

 性別:男

 種族:屈強小人

 職業:上位土魔術師 地支配者 掘削師 etc……

 称号:茶の盟主 地に潜む者 臆病者 etc……

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作者からのコメント

 こいつも、詳細な設定が決まっていないキャラクターです。

 土系統の魔術師ですが、実際どんな感じになるかは不明。

 ただ建築とかに関してもプトレマイオスに劣るのは確定なので、どう言う方向性で強いのかも思考中。

 身長は小さく、大きな槌がメイン武器となるのは確定している。


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*ステータス*

 名前:クリシア・ピーチ  Lv.191

 性別:女

 種族:植物人

 職業:植林者 豊穣師 育成師 etc……

 称号:桃の盟主 森を育むモノ 深緑を作るモノ 深緑環境を支配するモノ etc……

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作者からのコメント

 盟主の中で最も弱く、厄介な存在。

 灰の盟主と同じく、環境を育み支配するタイプだが厄介とされるのはその性質が霧とは大きく違うため。

 霧ならば外部から見て一目瞭然だが、新緑の場合は森林に紛れた場合発見が不可能なほどに困難となる。

 そのため大軍を隠すなどの後方支援向き……、かと思ばそうでもなく気づけばいつのまにか森の中にいると言う状況を作成できてしまう。

 また、魔力量は青の盟主を遥かに下回るものの深緑の環境内部であればその欠点も克服可能。

 更に本体スペックも高く、近接戦闘は盟主の中で三番手を争えるほどに高い。(一位は灰の盟主、二番は白の盟主、三番手候補として橙の盟主と桃の盟主と緑の盟主が挙がる。)

 戦闘方法は環境を用いたトラップ、及び環境を操作し生み出す植物性の近接武器を用いた肉弾戦。

 特に肉弾戦に関してはレオトールが舌を巻くレベルで巧く、破壊力が下がり技巧がある灰の盟主と称するほど。

 レオトールと手合わせした場合は、無条件ならば二割勝ちとなる。

 征服王に付く理由はシンプルに惚れたから、透の盟主からはその関係もあり相当睨まれている。

 また他の面々と比べレベルが低いが、その理由として彼女の出生は戦闘云々に基本的に関わってはいけない王侯貴族出身であるため。

 今回は花嫁修行と称し、本人が出奔している。

 国にいる王様は泣いていい。


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*ステータス*

 名前:ファテ・ファルトゥーナ  Lv.271

 性別:女

 種族:上位人間

 職業:占い師 預言者 時読み 星読み etc……

 称号:紫の盟主 時を識る者 果てなき探究者 魔眼使い etc……

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作者からのコメント

 本編でギルガメッシュが王の軍を滅ぼすと予見した人、何故知ったかと言えば未来を見れる魔眼を持つ。

 通称、『未来視の魔眼』。

 相当稀有な魔眼であり、彼女のソレは中位の魔眼とされるがこの魔眼であればソレでも相当な価値を持つ。

 魔眼の効果は厄介であり、幾つかの条件が重なった時に未来を視認できることがある。

 同格の魔眼として『過去視の魔眼』も存在する。

 またコレは本編で明かされないためココで語っておくが、今回の件は彼女の条件に合致せずに見せられた未来である。

 彼女としては不可解が多い魔眼のため、そんな事もあるのかと疑問には思っているもののスルーしている。

 強さに関してだが、正確な回答は控えさせてもらおう。

 理由としては彼女の戦闘能力は、他者依存であるからだ。

 何故他者依存であるのか、それは彼女の戦闘行動の殆どは魔眼に演算させているからと言う理由がある。

 魔眼とは世界によって個人に与えられた機構そのものだ。

 そのため、『未来視の魔眼』は未来を泡沫的に転写すると言っても演算機能が使えないわけではない。

 その演算領域に視認可能な全ての情報を逐次入力することで、彼女は戦闘を成立させる。

 簡単に言えばデータを得た瞬間にパソコンにそのデータを入力し、最適解を出力されればその最適解に従うように体も魔術もオートで行動すると言うことになる。

 ただその場合、敵対存在が視界を奪う存在だったり認識外からの一撃必殺を得意とする場合は無力でありレオトールのような演算しても無意味なほど大量な手札を保有する存在にも弱い。

 だが正面から衝突する場合はこれ以上優秀な存在もいないため、敵対存在によって本人の戦闘能力が大きく上下する。


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*ステータス*

 名前:無し  Lv.210

 性別:不明

 種族:忍

 職業:忍 上位忍 魔術忍 etc……

 称号:鉛の盟主 必殺 仕事忍 etc……

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作者からのメモ

 必殺仕事忍……、草。

 刀使い、何気に橙の盟主と征服王下に入る前からの知り合い。

 またシステム的に性別不詳、一応遺伝子的には性別の概念はある。

 戦闘技能は高いが低い、シンプルな火力は低いタイプ。

 ただ即死技能は多彩で、例外的に勿体無いのが『ザバーニーヤ』系列のアーツ。(アレは失伝仕掛けてたのをレオトールが相当苦労して会得した、魔術要素が寄与しないアーツなどはこの世界の人間にとって会得難易度が物凄く高くなる。)

 基本的に専ら雑魚専用の盟主、ただ強敵相手でもワンチャンス狙えるタイプ。

 また忍なので、暗殺以外にも情報収集などにも長けている。

 本編ではグランド・アルビオン王国に潜入工作を計っていたり、裏側では大立ち回りをしていたり。

 征服王が手段として暗殺を用いないだけで、単純に滅ぼすだけならば彼一人で十分とも言える。

本編に出ていない人物は設定が固まっていないため、血盟の名称も確定していません。

ざっくりと能力の方向性と名前だけ決めていた感じですね、多分一章が終われば正式に書き直すと思います。

あと、レオトールと戦った場合という話ですがそれは水晶大陸を用いない場合の話で水晶大陸を用いれば全ての盟主に九割勝てます。

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