表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
93/215

Death93

それからまた年が跨いで──ワープポイントが全階層活性化される手前。

僕たち攻略組は何とかエンジェル含めての対空戦や地上戦含めての敵のバリエーションにやっとスキルを覚えたりで対応出来るようになってきていた。


そして、そんなワープポイントが活性化を目前に迫っている日に来訪者が訪れたのだった。


「いやぁ──掛かったねぇ?」

「あぁ、掛かったな」

むしろ、掛かりすぎじゃね?

いやいや、良くやった方でしょ?


と、仲良くお互いに言い合っている二人組の背後には彼らに付き従うように複数のパーティーが20階層のエデンに降り立っていた。


「と──うちゃ──く!!」

「ま、なかなか骨あったよな?」

いや、無いよ?

俺たちなら余裕か!


っと、終始楽しそうな気配を出しているが。

2人の目はギラついており、纏っている雰囲気は剣呑でもあった。


「あれれ──? てっきり、あんなに大々的に行くって行ったのに誰も迎えなくない?」

「いや、日本はそんなことしないだろ?」

え──? でも居なくない?

いやいや──。


そんな2人を見つつ、ガイウスが彼らに進み出る。


「20階層クリアおめでとう」

「「────」」

ほら、居たじゃん!

いや、見えてるからね!

なんだっけ?

ジョークだよ! ジョーク!

いや、ジョークはアメリカだって!

あ? そうだっけ?

ノリとツッコミだろ?

あれ?


はぁ──。

変わらないな──。

ため息を吐きつつ、彼らへと近づく。


「お! ほら! 居たじゃん!」

「シエルじゃん!」

隣のガイウスへは目を向けずに自分を発見してはこちらへと向けて歩いてくる。


そして、自分を見つけた2人の雰囲気はとても穏やかになっていた。


「お──い! シエル! やっぱり、シエルだ! 俺には分かる!」

「あれ? 姫は?」

えっと──ご無沙汰して……。

っと、ナビが自分の後ろからレイと一緒に出てくる。


「お──! 姫! ナビちゃん! 懐かしいね? 元気してた?」

「へぇ──、君がシエルの新しい仲間? シエルの仲間なら僕たち友達だからねぇ……!」

何か困ったら相談してね? 全て蹴散らしてあげるから?

そう、レイに言いつつ纏う雰囲気が一気に冷たくなる。


ヒッ──。

レイが怖がったのが分かったのか。


あぁ、ごめんごめん。

色々と自分のところ統治するのに必要でさぁ!

ついつい、出ちゃうんだよねぇ!

テヘペロ? とかおちゃらけて言うが、レイはどこか緊張した面持ちで──ナビは額に手を当てていたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ