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Death78

『用意は出来た?』

うん。

大丈夫──!

っと、2人の声が返ってくる。


上級者ダンジョン──14層のボス部屋の前の空間で簡易に魔物避けの結界を張って休憩を取っている。


比較的、ここまで来るのは容易になっていた。

理由としては単純にステータスが羽上がった事だろう。

ある程度の状況は3人に増えたこと。

前衛、中衛、後衛のパーティーとしての形が出来たこと。

更にレイの協力なバックアップだろう。

あれから、レイに限っては幾つかのスキルを厳選して覚えている。


呪いの効果と操血の中に魔法を織り混ぜる攻撃も強力になっていた。


「シエルも──はい!」

『ありがとう』

ナビから飲み物を貰う。

ハーブティーか──、心が落ち着いてくる。

僕とナビもスキルポイントを消費してスキルを上げていた。

上げる優先はやっぱりこの目を頼らせて貰った。


──よし。


『そろそろ、行こうか?』

2人が頷きながらの返事を聞きつつ、僕はボス部屋の扉に手を掛ける。


後は軽く前に押しやれば──扉は見えない力に押されるように自然と自分達を受け入れるように開いていくのだった。

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