Death75
「シエル──! ごめん! 抜けられた!」
サンダーバイト─!
ナビからの斬撃から抜けたゴブリンが何体かこちらに迫ってくるが感電させて麻痺させる。
吸血──
自分の後方から血液操作にて血の糸が伸びてはゴブリンに突き刺さる。
ゴブリンは一瞬ビクッとなっては生命力を吸われて粒子に変わっていく。
妖術:呪術 の典型的な攻撃方法だ。
血を使っての攻撃──そして。
祝福──。
光魔法の逆と言えば良いだろう。
否定する効果をスキルとして持っているのが多い。
今も単体攻撃を受けたゴブリンが苦しんで粒子になった。
ゴブリンアーチャーの矢が敢えてレイに飛ばせる。
禁忌:運命──。
軽い発動だ。
矢がブレたように見えたが実際にブレてレイの横を掠めていく。
不聖域──。
範囲内のゴブリン達の動きが鈍くなる。
サンクチュアリ──!
そして、自分側で聖域を張ると──。
「ありがとう──!」
ナビの嬉しそうな一声。
流星衝──!!
槍術の全体スキルが一気にナビが駆け巡る。
ギャ! ギャァ! ギャァ──!!
どんどんとゴブリン達が粒子に消えていくのだった。
「ふぅ、こんなところかな?」
『そうだね、後もう少し先かな?』
「が、頑張ります」
偉いね──! とナビがレイを誉めつつ視点を前に向ける。
朝から果ての森に入ってもう少しで昼過ぎだろう
目の前には開けた場所が見える。
前回の出来事をなぞらえれば、それは終点の意味もある。
開けた場所の真ん中には祠も見えていた。




