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Death74

今日はここで一晩過ごそう──。

そう合図して、モンスター避けの結界アイテムを臨時の休息エリアを囲むように展開する。

場所も生の色が強い場所にした。

大丈夫だろう。


テキパキとナビは慣れた手付きでアイテムボックスからキャンプ用品を出していく。

レイはおっかなびっくりで火を付けている。


日が暮れるの早かった。


「今日行かなかったのは危ないから?」

『そうだね』

ナビと会話をしていると疑問符を浮かべたレイが居た。


「危険なの分かるの?」

レイが当然の疑問を口にする。


ナビとはこの目に関しては共有すると話していた。

この機会だからとレイにナビと2人で自分の目に関して話すのだった。


「えっと、そうなるとシエルが掲示板で噂のシエルなの?」

そうだよ──。

と、応えるとレイはここ一番で驚いた表情をするのだった。


パチパチと焚き火の音が鳴る。


私、こういうの初めて──。

レイがふと言葉を漏らす。

そっと頭を撫でるとビクッとしたが、それっきり甘えるように身体を預けてきた。

そのまま撫でていると寝息が聞こえてきていた。


「ずっと気を張ってたものね」

『そうだね』

でも、ちょっと羨ましいな──。

っと、ナビがいうので空いた手で頭を撫でると満足したように笑顔になっていた。


『そろそろ、寝よっか』

そうだね──。

ナビの返事の聞きながら、焚き火を消してレイを抱き抱えてテントの中に入る。


3人で川の字になる。

見張りは──いつもの事だが、この目が死の気配を感じたら現実でも、いや──既にここが現実だけれども教えてくれて目が覚めていた。


ナビの寝息が聞こえて来ると自分も睡魔が迎えに来る。

ビクッとレイが震える。

一緒になってから悪夢を見る頻度は少なくなったと言っていたが未だに見ることはあるのかも知れない。

そっと頭を撫でてあげて、片手で軽く抱きしめてあげると安心したように呼吸が落ち着いてきていた。


そのまま自分も目を閉じるのだった。

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