表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/215

Death67

禁忌スキルには禁忌スキルを

それはゲーム時代でも云われてた定説だ。

同じ効果には同じ効果の強さを。


けれども、この世界は熟練度や能力が左右される。

同じでも差が明らかに生まれる。

そして魔法も同じく針を突くように弱い箇所を当てれば初級魔法でも上級魔法を打ち消すパターンも万が一にも起こり得るのはこの目を通して知っていた。


今目の前の司教から一気にこちらへと襲い掛かっている死の気配も同じことが言えた。

視覚化されているが、あれは禁忌:洗脳支配の極致まで極めたオリジナルスキルだろう。


だけれども、どんな魔法でもムラはある。

僕の目にはそれが──生への1手が見えている。


『ナビ力を貸して』

「わかった!」

ナビの素直さは本当に助かる。


『ナビは禁忌:消滅を──タイミングは僕の魔法に合わせて!』

「わかった!」


司教の洗脳支配が襲い掛かって来ている──目前だ。

だからこそ、一手の的が更に狙いやすい。

僕が込めるのは禁忌:死滅。

消滅と死滅のスキル──そして、唯一の薄い所の生死の目で捉えた希望の一手。


『今だ!』

「うん!」

そこにナビと魔法を合わせてぶち当てる──!!


パリンッ──!!

と砕ける音が響き渡る。


目の前には驚きと恐怖に歪んだ司教の顔が。


並列思考──!

並列処理──!


禁忌:洗脳支配!


「なっ?!」

意趣返しではないが、司教に確定で洗脳支配を掛ける。

この目を通せばスキルの発動は確定だ。


ドサッと膝をつく司教が目の前に居る。

その目はスキルが発動しているのか少し虚ろだった。


「おじさん──」

「マジかよ──」

レイとハンネスの声も遅れて後ろから聞こえて来るのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ