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Death53

「ねぇ、シエル──?」

『うん?』

今日はどうするのー? っと、朝寝泊まりしている宿の併設されている料理屋で朝食を食べながらナビと会話する。


『攻略──というよりは慣れようと思うんだよね』

「やっぱりそうだよね」

前回の初心者ダンジョンの時は下層に入った瞬間にゴブリンメイジやアーチャーが現れて一気に苦戦に持ち込まされたのは記憶に新しい。

なら、今回は? と思っていたが──全体的に強化されていたのだ。


それはタフネスさだったり

それは技量だったり

それはパーティー単位での動きだったり

何よりも──中級魔法を多用してくるようになったのが大きい。


それらによって、パーティー単位での地力をどこも今は高めている所だったりする。


まぁ、それは僕たちも同じなのだけれども──。


「まぁ、あたしたちは二人っきりだからねぇ──」

『まぁ、ね』

増やしたい? と尋ねると、今はまだイヤかも──とナビからの言葉が返ってくる。


その言葉は僕も賛成だ。

正直、まだこの子となら! っというメンバーとは出会えていない気がするのだった。


「でも次のダンジョンの時は──そうも言ってられないかな?」

『まぁ、それは次のエリアに行けたら考えよう』

そうだね──とナビは笑って頷いてくれる。


2人ならどこまでも……! と言いたいのはお互い様だったけれども、どうしても無理な所が出てくるのは分かっていた。

後1人…位だろうか?

せめて次のダンジョンの時には立ち回り的にもサポートをしてくれるメンバーは必要性を感じていた。


「なら、今日も熟練度とか後は間引きますか!」

『あぁ!』

そして、本日も熟練度上げと間引きをすることにする。

熟練度上げとはいってるがスキルレベルを上げるということだ。

スキルポイントを使わなくても上げる事が出来るシステムはこの世界ならではだ。

そして、間引くのは放っておいたら前回の11階層~14階層の時みたいにモンスターが溢れ返ってしまうからだ。


下手をしたらスタンピードとというモンスターが溢れてしまう緊急イベントが始まってしまうかも知れない。


とりあえず、今後の方針も話し合い。

僕たちは16階層を目指して宿を後にするのだった。

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