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Death40

【ハジマリの祝福】──20m


クエスト表記には残りの距離が出ている。

一度きりのクエストをナビとパーティーを組んで挑んでいる。

普通なら場所を分からずに右往左往しながら探すであろう場所も一番安全であろう最短距離で進んでいく。


──1m


──0m


辿り着いた場所は果ての森の中でポッカリと開けた場所で、その場所には祠っぽいのがあるのみだった。


【ハジマリの祝福】

試練を始めますか?

はい←

いいえ


僕がパーティーリーダーだからだろうか。

案内が表示されている。

ナビに確認してお互いに準備を手早く終える。

お互いに頷いて──はいを選択する。


【試練が始まります】

──全てのモンスターを討伐せよ

──討伐せし者にはハジマリの祝福を授ける


アナウンスの後に開けた場所の周りにハジマリの層に見られるモンスターが生まれて来る。


トレント──バード──ウルフ──例の豚。

その他、昆虫っぽいのや──まだ未発見のモンスターも散見していた。


死の色がフッと横に流れていく。

相手の方は80オーバー、自分たちは35程。

数値があると言うことは間違えたら死を意味するということ。


生存効果──オートヒーリングがナビとも得ているが、恩恵は微々たるものだ。

なるべく攻撃を食らわないようにして行くしかない。


必要ならヒールを掛けたり、掛けられたり必要だろう。


「シエル──!」

『分かってる! ナビ! 行くよ!』

うん──! っと、ナビの声を耳に捉えつつ攻略を開始する。


並行思考 3

並行処理 3

思考加速 3

共にスキルレベルは上がって来ている。


ナビの方も覚え始めたみたいだった。

近接戦闘でもあらゆるパターン想定して一合一合していく中で考えている内に覚える事が出来たらしい。


流石だと思った──そんなナビは得意の二刀流で敵を凪払っている。

ダブルクラッシュ!

クロスアタック──!

会わせ技で風やら水、火──土なども織り交ぜて弱点属性を突くように倒していっている。


舞姫──の異名は伊達じゃないな。


『ダークウェーブ──!!』

中級魔術の範囲版だ。

混乱や恐怖の効果を織り交ぜるイメージで周囲の指定範囲の敵を対象に黒い波が襲っている。


──!!

恐慌状態に陥ったり、同士討ちを行うモンスターが多発している。


ただ放っただけじゃない。

90という一番死の色が濃く現れる場所に炸裂させた魔法だ。

最大限の効果を発揮している。


ブヒィ?!

近付いて来ているのは死の匂いで感じ取っていた。

安全な方へ避けきり、横を通りすぎる豚へと手を重ねてマナドレインを発動する。


一気にマナを吸いきられた豚は魔力枯渇かふらついて前のめりに倒れている。


『ウォーターショット──!』

眉間に一発、凝縮された水魔法をお見舞いする。

鳴き声をあげる暇もなく豚は粒子へと変わっていく。


「ガルルル──!!」

チャンスと捉えたのかウルフが横合いから襲い掛かってくる。


体術と片手剣術──近接関係のスキルはナビとの模擬戦闘でぐんぐんと上がっている。


既に変わったスキル以外は 5になっている。

元の動きにスキルの補正も働いてるのか難なく避けきる。


驚いた目をしているウルフに向かって身体を回転させつつ手には剣を出現させて一刀両断する。

驚いた表情のままウルフは粒子になっていく。


自然とナビと自分の数値は20まで下がっている

相手の残っている周囲のモンスターは90近く──死の色が濃く見えている。


ナビと視線が交錯する。

頷きつつ──自分も片手間に魔法を発動させつつ、剣を躍らせて死の色をなぞるようにモンスターを屠っていくのだった。


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