Death4
えっ? 数字が──
アカリの頭上の数字が加速度的にはね上がっていく。
ガタッと席を立って視界の数字を目一杯納める。
『なにがっ──!』
アカリの周りだけじゃない。
外を見ても全てが加速度的に数字がはね上がっていっている。
「どうしたの?」
そう、呑気に話し掛けて来るアカリを抱き締める。
えっ、ちょっと──まだ早いよ!
ひ、人も居るし──。
っとアカリの声が胸元から聴こえて来るが関係ない。
どこだ?!
何が起きる?!
────。
しばらく経っても何も起こらない。
けれども視界の数字は100で埋め尽くされている。
おかしい。
何も──ない?
そんな有り得ない可能性が脳裏に浮かんだ時だった。
「この世界の生物へ向ける──」
空が光に包まれている。
皆にも聴こえているのかザワザワと教室が騒ぎ始める。
「我は貴様達の言うところの神である──これから世界の運命を賭けた選択をして貰う。是非はない」
静かにただ、ただ、それが真実だと理解させるようにそいつの──神の声が聞こえる。
おいっ! 見ろよ!
全世界の皆が聴こえてるぞ!
教室の誰かがネットワークに繋いでたのだろう。
掲示板なり生放送なり、それらから全世界で同じ現象が起きているのを知るのだった。




