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Death38
「シエルー! あたしの方は終わったよ!」
『僕の方も終わった!』
馬はこのまま待機して貰おう。
ナビと2人で果ての森の前での簡易的な自前の休息エリアを隠すように処理し終える。
魔眼系の看破のスキルでもあれば分かるかも知れないけれども──普通に見る分は違和感を感じないと分からないだろう。
自分のもある意味魔眼にはなるのだろうけれども、スキルとしての立ち位置ならエクストラスキルの扱いだろう。
いつかは魔眼系のスキルも有効なのはあるから取りたい所ではある。
「さて、行こっか! どっち?」
『そんな慌てなくても大丈夫だよ──こっちかな?』
そんな風に思っていると果ての森の前で待ってるナビから声がかかる。
とりあえず、合流して生死の色を見定める──。
白い生の色が導くようにスゥ──と奥に流れている。
それに導かれるように僕たちは果ての森の中に踏み入れるのだった。




