Death141
うぉぉぉ──!!
各場所から声が上がっていた。
当たり前だ、数と数の戦いになっているからだ。
更に相手は魔眼とスペックも高いと来た。
自分達も1年掛けて、技やスキルを磨いてきたが──徐々に押されるものだと思ったが拮抗しつつ今も戦い続けている。
スピンロール──!!
露払い──!
「あっぶない──!」
「はっ! 俺たちの傍に居るから悪いんだよ!」
「なんだとぉ──!!」
「リン──落ち着いて!」
「何も出来ないぶりッ子はしゃしゃり出てくるな!」
「なんですって?!」
アイスストーム──!
サンダースパーク──!!
「ほら! 見なよ!」
「これが私たちの力よ!」
「はいはい──」
「へいへい──」
拮抗しているのは──あの4人。
シュンとバル、リンとマリが前で身体を張ってるからも大きい。
後方でも──。
「そこ──! 来ますよ!」
「右──!! 押されてます! あなた! 行きなさい!」
「そっちは──ホーリーライト!! 後は回復なさい! リザレクション!!」
ムシュタルが指揮を執っては連携が生まれていた。
「シエル──!! こじ開ける……! 行って!!」
はぁぁぁ──!! 五月雨斬り──!
「私も──シエルの活路を作る──!!」
ブラッディ──ランス!!
ナビの連擊とレイの血の槍が活路を抉じ開ける!
『はぁぁぁ──!!』
カタストロフィ──!!
自分の十八番にもなってきている大技を一気にアークデーモンへと斬りつける──!!
「ッ──!」
アークデーモンの的確なダメージの出る場所を捉えて攻撃を向けたからか、アークデーモンの顔に明らかな焦りの表情が浮かんでは迎撃にアークデーモンは動いていた。