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132/155

Death132

立ち話はなんだし──。

と、会話から近場のご飯処を探して食事にしていた。


「つまり、レイさんはシエルの新しいパーティーメンバーだと?」

『そうなるね』

「あの、宜しくお願い致します──」

レイがペコリと頭を下げると、ムシュタルが手を差し伸べてレイと握手を交わしていて。


「これは新しいライバルだねぇ……」

「ですが、私は懐が大きい女性ですので」

リンとマリともレイは握手をして、一先ずは和解? を済ましたのだった。


「それにしてもあのシエルがパーティーメンバー増やすとは」

色々とあったのでしょうね──。

と、ムシュタルが言うと気になるようにレイが自分を見てくるので軽く説明する。


色々とずっとナンバリングしてきた、この世界の元になっている天空の城エデンだが、どの世界の時も基本的にはソロで──ナビが居る際は唯一パーティーを二人で組んでやっていたことを伝えた。


「何か事情があったの──?」

『色々と、ね』

と、含ませていうと。

自分の体質の事をナビの次に知ったレイは察しが付いたのか深く頷いて納得していたのだった。


「あれー? なーんか、その反応は気になるなぁ~?」

「私も少しだけ、本当に少しだけ気になりますわ」

「そこまでにしましょう──個人のスキルとかに安易に探るのはマナー違反ですよ」

「「むぅ──」」

っと、ムシュタルの言葉で2人が拗ねたような表情になる。


「シエル? 逆にレイちゃんに皆の事を紹介しないと」

『あっ、そうだね──』

ナビに促されてレイの表情を見ると気になっていたのか──ジッと改めて自分へと話を催促するように見てきていたのだった。

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