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129/155

Death129

『ナビ──! 気をつけて魔眼──!』

「大丈夫! あたしにはこのくらいの効かないから!」


二段斬り──!!

ナビの剣技が見事にグレーターデーモンに決まる。

そのまま魔眼を発動させていたグレーターデーモンは粒子に変わっていく。


インフェルノエリアに差し掛かって、早速ダンジョンに入るようになったのだが出てくる相手は予想通りのデーモン系統で。

レッサーデーモンに関してはまだ対応は出来る者が多数だったのだが──。


「姉さん──」

「チッ──! あたしの……から離れな! 焼き尽くせ!!」

ヴァネッサの火魔法がグレーターデーモンに炸裂する。

グレーターデーモンが粒子に変わると同時にいつもヴァネッサに付き従っているサブマスが拘束から解放される。


す、すんません──!!

っと、横で謝っている姿を見ながら周りを見回すと阿鼻叫喚というのがピッタリな様相になっていた。


そう、グレーターデーモンが出ると魔眼対策が出来ていないパーティーは混乱に直ぐに陥りやすくなっていた。

エデンエリアでの空中戦同様、対応に時間が取られているのと単純な力量が強くなって来ていたので、ギルド間で連携して挑むのが多くなっているのが現状だった。


だけれども、確かに一歩ずつ攻略は進んでいっていて、34階層のボス部屋の前までは何とか辿り着いてマッピングを完了させる事が出来たのだった。

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