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113/155

Death113

『ここが終点かな──』

「みたいだね」

「うん──」

僕たちの目の前には天上から降り注いでいる光の筋が降りている地点に立っていた。


光の筋の中には目線に合わせて形の無いキラキラと輝く何かが滞空していた。


それにソッと触れると──。


【エデンの祝福】

試練を始めますか?

はい←

いいえ


僕がパーティーリーダーなので、いつも通り案内が表示されている。

ナビとレイに最終確認して──はいを選択する。


【試練が始まります】

──モンスターを討伐せよ

──討伐せし者にはエデンの祝福を授ける


──ん?

今までは全てのモンスターと表記されていたアナウンスが、モンスターのみになっていた。


レイは何も気付いていないが、ナビは同じく気付いたようだ。


ナビと僕は一気に緊張を高めていた。

それに当てられたのかレイも一気に気を引き締めていた。


ゴーン──。


ゴーン──。


鐘の音が響いて来たのは直ぐだった。


そして、目の前の光の筋が一際輝いたかと思うと──。

透明の道に辿り着いた光は一気に地面を駆け巡り、光の地上が生うまれる。


そのまま、光は地上のエリアの範囲を指定するかのように果て部分に辿り着いたら光の壁を形成する。


エリアが出来たと思ったら──。


ゴーン──。


ゴーン──。


再度、鐘の音が響いたと思ったら天上からモンスター──いや、天使が舞い降りて来たのだった。

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