表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/168

Death10

東京エリアのギルドはまだ人で溢れ変える一歩手前という所だった。


集まっているのはほとんどは元ゲームプレイヤーだろう。

集まって話してる人混みの中、余り目立たないように隅の方のNPCの受付の方へと近づく。


「登録でしょうか?」

『「はい──」』

ナビと2人で手早く登録を済ませる。

名前と後は手を触れて認証させる。

そしたら、ステータス画面にてギルド登録の欄が追加される。


そして、声を掛けられる前に急ぎ商人ギルドの方へも向かい手早く似たように登録を済ませるのだった。


「どうしてそんなに早く行動するの?」

『えっと──ごめん! 後でしっかりと説明する』

今は急ぎたかった。

自分の視界にはエリア内の数字が段々増えているのが見えているのだった。


『今日はこのままクエストに出掛けて──出来れば休息エリアで居住を得たいかも』

「理由──あるんだよね?」

頷くと──分かった! とナビは言ってくれる。

こういう素直というか、信じてくれる所は本当に嬉しくて助かっている。

ずっとそれで助けられているのだとゲーム内でもリアルでもそうだったと思い至る。


──とりあえず、クエストを受けないと。


そして、ステータス画面からギルド情報へ。

受けられるクエストを参照するとちょうど良く休息エリアへのモンスターの部位の納品があった。


これにしよう──。


ナビに話をしてみると快く頷いてくれる。

2人で早速パーティーを組んでクエストを受理する。

丁度、自分達が最後だったのか受理した時点でクエスト一覧からそのクエストの表記が無くなる。


とりあえず、急ごう。

片目には未だに少しずつエリア全体が数字が増えていっているのが見えるのだった。

僕たちはなるべく人混みを避けて、東京エリアとダンジョンの間に位置する休息エリアへと向けて歩を進めるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ