三十三日目 お願い
西谷直哉は普通に学園を過ごしているので
日向巳琉視点です。
二日続きます。
MiRu SIDE
・・・・・・・可笑しい。
何かが可笑しい。
でも、それが何なのかはわからない。
・・・仕方ない。
あの人の力をお借りするか・・・
まあ、そんなシリアスな展開は無いけど・・・
「巳琉。少し良い?」
僕は後ろを向く。
梨華様だ。
梨華様は金髪でパーマを架けている。
身長は普通。
よく、お嬢様と間違われる。
見た目はツンツンしてそうな感じ。
「何でしょう?」
「人目が無い所で話したいのだけど」
「では、空き教室にでも行きますか?」
僕に梨華様が頷いた。
「・・・話って何でしょう?」
梨華様が僕を真っ直ぐ見つめる。
「・・・・・巳琉にお願いがあるの。本当の事だからちゃんと聞いて」
梨華様はそう前置きしてから・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・私と付き合ってほしいの」
告白?
「・・・・それって・・・・・こ・・・」
「違う」
・・・・ですよね。
そんな展開突然ですし。
それに梨華様は・・・
「・・・説明してくれますか?」
「・・・その・・デ、デ・・・デー・・」
梨華様の顔がほんのりと赤くなっていくのは気のせいでは無いだろう。
「・・・・デートですか?」
そう言うと梨華様の顔が真っ赤になった。
梨華様って・・・・知っていましたが意外と純情系。
付き合ってほしいというのは告白じゃない。
そして、デート関係。
それを聞いた梨華様の反応。
真剣な眼。
この四つから察するに・・・・推測が二つ出て来た。
「・・・デートに着る服?」
梨華様の反応は薄い。
という事はもう片方の可能性が高くなった。
もう一つは・・・
「・・・デート練習?」
そう言った瞬間。
梨華様がさらに真っ赤になった。
何処まで赤くなれば気が済むのだろう。
とにかく、どんな理由で梨華様が僕に話して来たのかは分かった。
それが梨華様にとってプラスになるのなら・・・
「・・・良いですよ」
僕が断る理由は無い。
「ありがとう」
この笑顔が見れるなら・・・
お久しぶりです。
BJです。
今日はゲストを呼んでいます。
天野竜二くんです!
竜二「うす!」
あのCMのやつですか?
竜二「ちげーよ!」
この小説を後に読むとこのCMの事わからなくなりますね。
竜二「だったら言うなよ」
う、うるさい!
存在消しますよ!
竜二「それだけは止めてくれ!」
どうしよっかなぁ~
竜二「頼む!俺はこの小説でしか出られないんだ」
・・・仕方ない。
土下座までされたら許すしか無いじゃないか。
竜二「あ、ありがとう!」
いえいえ、当たり前の事です。
・・・・・・・・・・・それではさようなら。
竜二「えっ!?ちょっ待・・・」
はい、ドーン!!!
(プツッ)
・・・・・・・・・・・・・・・・はい、復活!!
竜二「てめぇ!やり・・・」
はい、ドーン!!!
(プツッ)
はい、復活!!
竜二「ごめんなさい」
分かればよろしい。
では、天野くんにお便りが来て・・・・ません。
竜二「来てねぇのかよ!!」
はい、ドーン!!!
(プツッ)
はい、復活!!
竜二「ごめんなさい」
分かればよろしい。
それでは皆さんお便り待ってます。
質問・意見等もそうですが虐めるのもありですよ。
何を言ってくれても構いません。
コミュニケーション取る用のメッセージでお願いします。
感想欄でも構いませんが・・・
それではまた明日お会いしましょう!!!!
竜二「さよ・・・」
はい、ドーン!!!!!
(プツッ)
待ってまーーーーす。