二十八日目 お酒
「うぅ・・・直く~ん・・・水~」
「はいはい」
二日酔いで一人苦しむかと思ったけど俺まで巻き込まれました・・・予想外です。
「・・・・・あれ?」
来ない。
あのよくわからないツッコミが来ない。
・・・・・・・・・・・・・・・・ハッ!
寂しいと思ってしまった。
クッ、重症だ。
俺は水を持ってちづ姉の部屋に入った。
「ちづ姉。水です」
「うぅ・・・ありが、とう」
ちづ姉が水を受け取る。
ベットから上半身を起こして喉に水を通す。
「・・・それで、どうして酒なんか飲んだんですか?未成年でしょ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・付き合いです」
「・・・・そうですか」
明らかに嘘と分かったので追い詰めない。
・・・・・・・・・・・・・
「・・・じゃあ俺は部屋に戻ります」
「は~い・・・・ありがとう・・・」
俺はちづ姉の部屋を出て自室に戻る。
(ピンポーン)
俺はインターホンが鳴ったから玄関に向かう。
玄関の扉を開ける。
その先にいたのは・・・・・・・・竜・・・
(バタンッ)
「あれ?誰かいた様な・・・・・気のせ・・・」
(ピンポンピンポンピンポン)
誰だ!インターホンを何回も連打する奴は!
俺は扉を開けた。
「おい!何で閉めたんだ!」
「・・・・・竜二。どうした?迷子か?竜二の家は向こうだぞ」
「迷子じゃねぇよ!おまえが差している方俺の家と正反対の方だろ!」
「チッ・・それで、どうした?迷・・・」
「言わせねぇよ!!?」
「チッ・・それで、何か用?」
「ああ、遊ばね?」
「・・・悪い。俺、今から友達と遊ぶから」
「今3時だぞ?今から遊び始める奴はいない筈だ」
「・・・・・お前には言えない言葉だけどな」
じゃあお前は何なんだよっ!
って言いたいが遠回しに教えてあげる。
「悪い。今、ちづ姉が二日酔いだから無理だわ」
別に二日酔いだから遊んだら駄目って訳じゃないから関係無いけどな。
「そうなのか?」
「ああ」
でも、竜二なら・・・
「そうか・・・じゃあいいや。千鶴姉さんによろしく言っといてくれ」
「ああ、悪いな」
「いや、じゃあな」
「ああ」
「直くん。お姉ちゃん復活!!」
「よかったですね」
「うん。よ~し、直くん遊ぶぞー!!」
「・・・・オー」
一応乗っておく。
この後書きをどうするかが決まりました!
(パチパチパチパチ)
どうもどうも。
それでは発表です。
(ババン!)
毎日ではありませんが、ゲストをお呼びして私、BJとお話しをしていきます。
という事で今日ゲストをお呼びしております。
西谷直哉くんです!
直哉「どうも」
これは初めての企画という事で主人公の西谷くんに来て頂きました。
直哉「よろしくお願いします」
さて、早速ですが読者様からお便りが来ています。
直哉「えっ!?嘘っ!!」
嘘です。
直哉「ああ・・・・ですよね」
ちゃんとツッコミを入れて下さい!
示しが付かないでしょう!
直哉「何で俺が怒られるんですか?」
何と無くです。
直哉「何と無くでツッコミを要求しないでくれるかな!!?」
注文の多い客だなぁ。
直哉「あなたのせいですよね!?」
さて、それではこの企画に出て西谷くんの今のご感想は?
直哉「めっちゃ立ち位置悪いです!」
そんなに気に入りましたか・・・いやいや、嬉しい限りです。
直哉「どう解釈したらそうなるの!?」
それでは、この小説の主人公になれたご感想をどうぞ。
直哉「いや、感想と言われても一ヶ月分しか出てませんし・・・」
そうですか。
では、ご感想を。
直哉「俺の話聞いてた!?あなたは今何に納得したの!?」
・・・・・・・・・・・・・
直哉「何か言ってよ!小説で黙るの困るから止めよ!」
小説書いてるの私なんですが・・・
直哉「・・・・・・・・・」
西谷くんの台詞、そのまま返します。
直哉「すいません。それでこの企画やるんですか?」
やりますよ!何か不満でもお有りですか?
直哉「いや、ただ、話が結構ぎりぎりじゃないですか?」
・・・そうですね。
ではこういうのはどうでしょう?
読者様に感想で各ゲストに対するお便りをお待ちするというのは?
直哉「この後書きの時みたいに誰も書かないと思うよ?」
うっ、で、でも待つ価値はあると思います!
直哉「まあ、別にどっちでも良いけど」
それでは西谷直哉くん
ありがとうございました!
読者様に頼み事が有ります。
それはこの後書きのゲストに対する質問・意見等を感想欄に書いて欲しいという事です。
次のゲストは天野竜二くんです。
心からお便りお待ちしております。