二十三日目 転校生
「では、今日は転校生を紹介します」
武中先生に川嶋が尋ねる。
「なんでこの時期にっすか?」
「知りません」
笑顔で即答でした。
「男ですか?女ですか?それとも間ですか?」
(間って何だよ!カマか!?カマなのか?)
あれは神谷 剣だ。
俺の周りボケしかいねぇ!!
「女性です」
「美少女来たー!!」
美少女なんて言ってないよ!
ついでにコイツの名前は忘れた。
「それではどうぞ入って来て下さい」
武中先生じゃない川嶋が武中先生の真似をして転校生を呼び出した!!
(ガラガラ)
彼女。黒嶋西佳さんが教室に入って来ました。
違うから!
武中先生読んでないから!!
「・・・・まあ、良いでしょう」
良いんだ!
それで良いんだ!!
「あ、あ、の黒、嶋西、佳で、す・・・よ、ろしくお、願、いします」
・・・・・・・・・・・・・
皆黙り込む。
美少女かどうかわからないよな?
まあ、仕方ない感じがしないでもないがそれは失礼だろ。
〔・・・・・・・・・・・・・これはこれで良い!!!〕
良いのかよ!!
お前ら守備範囲広いわ!!!
結局お前ら女性だったら良いのかよ!
この変態らが!
「では、あの席です」
武中先生が空いている席を指差す。
「先生。質問時間は?」
「欲しいですか?」
武中先生が笑顔で生徒を見る。
「ありますよ。一時間目の先生の授業で質問しましょう。HRは伝えなければいけない事がありますので」
武中先生がHRに伝えなければいけない事とは今月末にある学級祭の事だった。
学級祭とは各クラスで一日好きな事をしようという物だ。
これはクラスの絆をテーマにした行事。
クラス皆で一つの事をする。
それは心を一つする事と何ら変わらない事。
一つは全てを一つにする。
その為にこの行事が作られた。
「・・・・・黒嶋?どうして直哉の腕を掴んでいるんだ?」
竜二が俺の袖を掴んで離さない黒嶋さんに言う。
黒嶋さんがギュッと掴んでいる手に力を入れる。
「あの黒嶋さん?俺勘違いしちゃいますからね。他の人も勘違いするからね。だからちゃんと話そ」
「恋人の事かあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「わっ!違!竜二落ち着け!話せば分かる!」
「問答無用じゃこらぁ!!皆行くぞぉ!!出陣じゃあ!!!!!!」
「待っ、待てーーーーーー!!!!!」
ネタを下さい!
(藁をも掴む勢い)
五月からそのネタを使いますが
ネタ(議題)を出してくれるとBJがそのネタで五百文字以上書くのでよろしくお願いします。
m(_ _)m
感想等をお待ちしております。
BJを罵って下さって構いません!
BJはそれでしか成長出来ないのです。
----男女より----