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35:見守りし者に愛の口づけを

 そこへ突然店のドアが開いたかと思うと、何の躊躇いもなくその者は事務所に踏み込んで来て、トラブっているパソコンへと向かって一言、言った。

「――と、いう夢を見た」

「へ? ウェルズさん!?」

 訳が分からぬまま、突然タイミング良く現れたユリアンに、あやめは驚愕しながらも唖然とする。

 ユリアンはそんなあやめを見向きもせずに、ただひたすらパソコンに向かって忙しなく手を動かしている。

 なんでこのジャストタイミングでこの人は、突然現れたんだろう。呆然としながらユリアンの背中を見詰めていたあやめだったが、ポンと閃いたように手を打って言った。

「あ! そっか! ウェルズさんとこ、すぐそこだもんね! はぁぁぁ~~~!! 良かったぁ~~! 来てくれて!」

 そうしてあやめは硬直させていた体を脱力させると、ふと思い出した疑問を口にする。

「そういえば、今ウェルズさんが言った夢って?」

「いや、こちらの事だ」

 ユリアンは今朝、パソコンがイカれてパニくっているあやめを夢で予知していた。

 そして、あやめがカップを落としたところで、目が覚めている。

 以降は自分が関与してくる為だろう。予知夢はここから先の出来事までは見せずに終わった。

 自分自身へ関することに、超能力は効果も作用もしないのが、この精神力操作型超能力の実情である。

「大丈夫? 中の情報、消去されたりしてない?」

 ソワソワと落ち着かずに周りをチョロつくあやめに、ユリアンは一瞥(いちべつ)だけ寄越して静かに言い聞かせる。

「大丈夫。まぁ黙って私に任せておきなさい。これでも過去にIT開発関連の経歴がある」

 ユリアンは言うとそれっきり、パソコンの画面を睨みつけながらまるで、電脳戦争にでも挑んでいるかの勢いでテキパキと猛烈な速さで手を動かしては、暗号解読に黙考しながら視線を走らせている。

 あやめも固唾を呑んでユリアンの背後から、その様子を不安そうに見守っている。


 ――そして五分後。


「よし。済んだ。もう大丈夫だ。ついでに君がしていた作業も、手動で短縮させて終わらせたから、もう帰っても構わないよ」

 それを聞いたあやめはあからさまな安堵感を見せると、全身から力が抜けたように言った。

「はあぁぁああぁぁ~~~……。あぁ~~ん、良かったあぁあぁぁ~~~! ホンット有り難う御座いますうぅぅうぅぅーーー~~……」

 半ば泣きかけながら、その場にへたり込むあやめ。

 途端、床に手を付いた拍子にそこに一瞬、熱が走りあっと声を上げる。

 その声に何事かと、背後の足元を振り返るユリアン。するとそこに座り込んだあやめの手の平から、血が溢れていた。

「今度はどうした!」

 ユリアンは再び起きた状況に、驚愕を露にする。

「いてて、忘れてた。カップ割ったんだった。やっちゃった……」

 あやめはばつが悪そうな顔をして、そのカップの欠片を片付け始める。

「何だ。手を切ったのかい?」

「欠片の上に手を付いちゃって。アハハ、バカやってら! 私ったら。全くもう~」

 気恥ずかしそうに笑って誤魔化しながら、あやめは欠片をゴミ箱に放り込んでいく。

 すると溜息と共にユリアンは、そんなあやめの肩に手を置いて少し押し退けながら、横に腰を下ろした。

「どれ、ここは私がするから君は早く、その傷の手当てをしなさい」

 そんな彼に戸惑いつつも、あやめは内心申し訳ない気持ちになりながら救急箱を取り出すと、接客用ソファーに腰を下ろして治療を始める。

 そして床を片付けているユリアンをぼんやりと見詰めながら、ふと心に引っ掛かっていた疑問が解けていくような、そんな感覚に襲われた。


 “寒い時には黙って先に気付いて気遣ってくれて、話だって飽きさせないようにその場に合う話で盛り上げてくれて、自分が感動したものに同意を示してくれて……”。


 パソコン騒動の前に抱いた自分の理想が、一瞬ユリアンと重なる。

 ……ウソ……そんな事って、ない……。だって私は、こんな親にも等しい年上なんて、対象外だしそれに……それにこの人はあくまで父親代わりとして、で……。

 しかし思えば思うほど、高鳴る鼓動は止む事はない。眩暈(めまい)を覚えるほど、こんな気持ちになったのは初めての事で、動揺した。

 はと我に返り気が付くと、いつの間にか片付けを済ませたユリアンがテーブルを挟んだ、向かいのソファーに座りあやめの手を取って、治療を始めていた。

「どうだねその後。彼氏とは順調に進んでいるかい? ラブライフは」

 ユリアンは笑顔で言いながら、披裂(ひれつ)したあやめの手の平を消毒液で濡らす。

 その刺激に痛みの表情を浮かべつつ、あやめは言葉を濁す。

「あ……えっと、まぁ、何ていうか……実は微妙で」

「微妙? 喧嘩でもしたのかい? あんなに最初は仲が良さそうだったじゃないか」

 そうして続いて化膿止め軟膏(なんこう)を傷口に塗擦(とさつ)すると、ユリアンは言葉を続けながら滅菌ガーゼと油紙で覆って、医療用テープで留めていく。

「ううん。そうじゃないけど、まぁ、そんなものって言うか、何てぇか……」

「彼氏の事が、嫌いになったとか?」

「それでもない」

 あやめは小さく呟いて、頭を振った。

「じゃあどうした。まさか他に彼女でもいたのか?」

「いいえ。……本当は好きじゃなかったんです」

「――好きじゃなかった?」

 あやめの言葉にユリアンは、不意を突かれたように目をパチクリさせて彼女の目を見る。

 その視線に、あやめは顔を赤らめると下を俯き誤魔化しながらも、視線を泳がせ慌てるように言葉を続ける。

「も、勿論、最初は好きだと思ったんですよ。でも、その、ホントは違ったっていうか……何ていうか……つまり、恋とか愛とかそういう感情で、一緒にいる訳ではなかったっていうか……」

「成る程。まだそういう微妙な感情の違いを、見極められていなかったという事か。クスクス……いいな。そういう未熟なところ。まだまだ君は若い証拠だ。これからどんどん、学んでいくさ。焦る事はない。ゆっくりとステップを踏んで、大人になっていけばいい」

 ユリアンは優しく諭しながら、あやめの華奢(きゃしゃ)な手に包帯を巻いていく。

 さすがは子育て経験のある面倒見良い、父親だっただけある。慣れた手付きで手当てを終えていく。

 初顔合わせ当日時のレグルスと纏依(まとい)の遣り取りとは、似ても似つかぬ随分大きな違いである。

「纏依先輩に言われたんです。私は恋愛を履き違えてるって。一晩考えて頭を冷やせって」

「そうか。相変わらず優しい先輩だな。一見きつそうなイメージではあるがね。ちゃんと君の事を、考えてくれている。それで? 少しは何か、恋愛に付いて分かったのか? そうして一晩考えてみて」

 ユリアンはふと微笑むと、穏やかに尋ねる。そんな自分の手の包帯を留めるべく視線を落としている、ユリアンの表情をコッソリと上目遣いで盗み見ながら、あやめは改めて彼の手の感覚を意識して胸を高鳴らせる。

 今まで何度か付き合った彼氏と手を握り、意識して手を合わせてみたりはしても、こんなに胸が高鳴りときめく事など全くなかった。

 なのに、今まで何でもなかったこの当たり前のようでさりげない触れ合いに、こうも新鮮で言葉に出来ない至福感を与えられるなど考えもしなければ、気付いた事もなかった。

 昨日纏依が心で恋をしろと言った意味を、ここにきて漸く把握したあやめはいても立ってもいられなくなった。

「――はい。分かりました。好きと恋の違い。愛するという感情が、どういうものなのか……」

 心なしか声は震え、思わず上擦って恥ずかしさに口を押さえる。

 そんなあやめの様子を不思議そうに見遣りながらも、手当てを終えたユリアンは彼女のその手を離して、まるで子供に尋ねる教師のような具合で口を開くユリアン。

「おや。それは大きな進歩だな。良かったじゃないか。これで更に大人へ一歩、成長したって事かな。ならば私から一つ、訊ねよう。では君にとって愛する感情たらしめるものは一体、何だと気付いたのかね?」

 そうしてユリアンはふと微笑みながら、あやめの顔を見詰めて答えを待つ。

 彼女の顔が赤く見えるのは、慣れぬ恋愛論を交わしているせいだろうと思い、そんなあやめの反応が初々しいと、少しだけ顔を背けてクスッと笑い他人事の様に思うユリアン。

 そんな彼の思いなど知る由もなくあやめは、意を決したように震える声で言い放った。

「はい。それを確認しようかと思って」

「? 確認……――――っ!!」

 あやめの言い振りに疑問を覚え、ふとユリアンが顔を上げたその瞬間だった。

 気が付くと身を乗り出してきたあやめに、テーブル越しから口唇にキスをされていた。

 目を見開くユリアン。

 あやめはすぐに口唇を離すと、ただでさえ赤い顔を更にカァッと火照らせて、パッと事務所から飛び出して行った。

 しばらく茫然自失になるユリアン。

 しかし、意識の向こうから啜り泣きが聞こえて、我に返る。

 どうやら画廊の絵を展示してある部屋の椅子に座って、彼女は泣いているようだった。

 ユリアンは目を(しばた)かせて意識を引き戻すと、ゆっくりと立ち上がり静かにそちらへと足を運ばせながら、困惑気味に口を開く。

「その……あやめ……すまない。私には……」

 ここまで言って泣いているあやめの元に辿り付くと、ゆっくりと腰を下ろしあやめの目線の高さより低く身を屈めると、少し高い位置にある彼女の顔を見上げて申し訳なさそうに諭し始める。

「私には、妻もいて子供もいて、家庭のある夫であり父親の身分だ。君にも言ったと思うが、息子は君と同い年だし娘よりも君の方が年下だ。こんな私が、子供同然の君の恋に応えてやる訳にはいかないんだよ。だから、あくまで第二の父親として親子の関係で君とは仲良くしていきたいと、思っている……」

 そうでなくても、近い内に死ぬと黄泉世から宣告された命だ。傷付けた後輩を気に病んで懺悔すべく、こうして来日しているのに、これ以上未練を残して後悔の内に死に行きたくは、ない……。

 ユリアンは内心そう思いながら、大きな溜息を吐いて顔を片手で覆い、俯く。

 そんな明らかに困り果てている彼を目の前にして、あやめは押し潰されそうな心で必死に声を振り絞る。

「グス……、分かっています。分かっているんです。ウェルズさんを困らせて迷惑をかけちゃう事くらい。ごめんなさぃ……。今の、忘れて下さい……ヒック。もう二度と、しませんから……!! ごめ……、なさい……!!」

 あやめは言ったものの、余りにも心とは裏腹な気持ちと矛盾した言葉に、涙声で震え引き攣り自覚させられた気持ちに涙はとめどなく溢れ、堪えきれないままでいた。

 ああ、そうか。これだ。これがホントの、恋心ってヤツなんだ。生きていられないくらい、辛くて、悲しくて、息が出来ないくらいに、胸が苦しくなる。

 これが本当なら、もう要らない。私は、もう恋なんて、二度と、したくなんか……――ない!!

 自暴自棄になる心のあやめに、ユリアンは更に戸惑いながら困惑気味に、恐る恐る訊ねてきた。

「その、それでその、どう……、どうだったかね。愛する感情が何かを、その、この……私で確認してみた、結果は」

 ユリアンの気まずそうな質問に、あやめは泣きじゃくった顔をそっと覗かせると、哀切そうに応える。

「ごめんなさい。正直、素敵だと思いました。凄く、ドキドキして、恥ずかしくって、でも心から熱い気持ちが込み上げてきて、嬉しいような、幸せなような、今まで味わった事のない初めての感情で、もっと、もっとこの人をって……この人と一緒に生きていきたいって、この人のキスがもっと欲しいって、心の底から……」

 すると再び、やはりユリアンは大きな溜息を吐いて頭を振ると、呆れたように吐き捨てた。

「本当にそれは、困ったな」

 それが怖くて、脅えながら謝るあやめ。嫌われたくないと思っての事だった。

「はい、すみません。ホントにごめんなさ――――っっ!!」

















 瞬間、気が付くとあやめはユリアンから口唇を、奪われていた。

 途端に我を忘れて、無我夢中で必死にキスを繰り返す二人。

 今しかないような、そんな気がした。

 今このキスに縋らなければ、もう二度と手に入らない一生分の、大切なモノに思えた。

 訳が分からない感覚になりながら、貪るキスを交わし続けるユリアンとあやめ。

 全身が炎に包まれ焦がされている錯覚に陥りながら、その熱さがこの上なく最高に心地良く感じて、一層このまま死んでもいいとさえ、あやめは思った。

 これ程の気持ちの昂ぶりは、生まれて初めてだった――。


「すまない。自分からいけないと言っておきながら私は……。やはり押さえる事が出来なかった。あやめ。君が、そんな事を言うから……。私は何て、罪深い――」

 ユリアンは口唇を離すと、息を荒げながらあやめの頬を撫でてそのまま彼女の髪に、手を差し入れて熱い声で囁く。

「ごめんなさい。あたしこそ、ウェルズさんが家庭人だと分かっていながら意識するなんて、最低な女です……!」

 あやめも必死にそう口走りながら、彼が自分の髪を()くその両腕を掴んで愛しそうに頬を当てる。

 言動が二人して異なってはいるが、頭では分かっていても一度点いた火は消せず、走り出した感情は抑えきれずにいた。

「そうじゃない。女はいつだって男の犠牲者になるケースが多い。今回の私が行った君への態度がそれだ。だから私の方が悪い。私は自分の立場を理解しながらも、本当は心のどこかで君を、女として意識していたんだ。あやめ。私は君を愛してしまった」

「ウェルズさん!!」

 彼の告白に耐え切れず、今度はあやめの方からユリアンの口唇を塞ぐ。

 再び何度も繰り返されるキス。熱い吐息が漏れる。

「君には言っておこう。本当は私には、実子がいないんだ」

「え?」

 突然のユリアンの告白に、あやめは一瞬理解出来ずにキョトンとする。

 そんな彼女の当然な反応に、ユリアンは苦笑して見せると、言葉を続けた。

「私は、その、情けない話だが、弱少タイプでね。薄いんだよ。男として、子種の機能が務まらない……。だから本当は、国にいる子供達と私は血の繋がりがない。子供達には内緒にしてはいるが、所詮私は、ただの育ての親に過ぎない偽りの父親なんだ」

「奥さんはそれを?」

「ああ。知っている。私は騙されていたんだ。だから建て前だけで、本当は夫婦の関係は消滅している。下の息子が自立したのを期に、離婚して日本に来た。ここまではレグルス……、スレイグ教授にもまだ話していない。その、最初我々は揉めていてね。もしそこまで話したら嫌われているせいもあって、懐かれるのを嫌って余計に寄って来ないんじゃないかと、思ったからなんだが……」

 ここまで言って、ユリアンは苦虫を噛み潰したような顔をして皮肉な笑いを浮かべた。

 だがもう、知っているのかも知れないな。気遣って口に出してこないだけで。この件では、何度か心で思っただけに奴に漏れてる可能性は高い。

 するとあやめは嬉しそうな顔をして、無邪気な笑顔を向けるやはっきりとユリアンに言い切った。

「だったらウェルズさんお願いです。今夜私を連れて帰って下さい」

「いや、し、しかし……さすがにそれはマズイ。私は君の親と同じ年だ」

 今度はユリアンが顔を赤らめる番だった。確かに過去、それなりに遊んできたとは言え、ここまで年の差のある娘を相手にするのは、もうこの年齢だと勇気が要った。

 まぁ、世の中幾つになっても気にせず元気な男は多くても、ユリアンはそれなりに紳士な心を持ち合わせているからとも言えよう。

 しかし逆にその言葉は、あやめを笑わせた。

「プ! クスクスクス……!! そんなの、カンケーないですよ! しかも私にそこまで話しておいておざなりにするなんて、私を生殺しにする気ですか?」

「な、生殺し!?」

 まさか女の方からそう言ってくるとは思わなかっただけに、ついユリアンは訊きなおしてしまう。

「機能が働かないんだったら余計、中で受け止めても大丈夫って事かな」

 あやめは笑って肩を竦めると涙を拭い、ユリアンへと真っ直ぐ見詰めた。

「私を抱いて下さい。私はウェルズさんに抱かれたいんです。こんな気持ちになったのは初めてなんです。これが本当の愛なんでしょう? 他の男なんかじゃイヤ。一人の女として、ウェルズさんでなきゃイヤなの。お願い。私を、愛して下さい……」

「君はつくづく、言動が大胆だな……」

 ユリアンは初めは驚きの表情を見せていたが、そう呟くとクスクス笑い出した。

「しかし君は確か、初めて私と会った日におじさんは好みじゃないと、言っていなかったか?」

「はい。確かにその通りです」

「私はおじさんだがね。しかも、もうすぐ五十代に手が届きそうな四十六歳の」

「ですよね。不思議です私も。ひょっとして纏依先輩に毒されたかな。それに大丈夫。ウェルズさんは、あの根暗教授よりもずっと爽やかで、ジェントルマンですから!」

「根暗って、ブッ! あのレグルスの事か。クックックック……!」

 ユリアンは思わず吹き出すと、愉快痛快そうに笑い出した。

 そうしてひとしきり二人で愉快気に笑い合うと、再び二人は熱いキスを交わしてから画廊を後にすると、目先にあるユリアンの住むマンスリーマンションへと、二人仲良く人の目も気にせず腕を組んで帰って行った。



















 ――――「ハックシュン!!」

 二人同時にくしゃみをする、レグルスと纏依。

「つくづく気が合いますな。くしゃみまで一緒とは」

「ヤダなぁ。風邪でも拾ったか?」

 こちらはこちらで、奇妙な一致の仲の良さを確認しながら帰路に向かうクラウン車の中で、二人はぼやいていた……。










  大丈夫だって!

 ダウンタウンの松ちゃんも四十六歳だけど、この度女の子の父親になったんだから!ww。

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