主人公の経歴
私の名前は香澄璃空、家族構成は超絶かわいい妹がいる。妹の名前は香澄陽葵。絹のようなサラサラな背中まである金髪にビスクドールみたいな大きい碧眼で本当にかわいい。ちなみに私はウェーブがかった背中まである銀髪に右眼碧眼左眼空色のオッドアイだ。両親は私が9歳の時交通事故で亡くなった。それから2人きりの家族で支え合っている。幸い両親が残してくれたお金があったし、私も両親が亡くなってから会社を立ち上げてみたら案外上手くいき僅か3年で世界3大グループと呼ばれるようになった。
余談だが3大グループは神楽・鳳凰・香澄である。
香澄グループの代表は私だけど、子供だとバレるとなめられるから公表していない。知っているのは陽葵と会社の幹部5人だけで、まだ立ち上げたばかりだから少数精鋭だけど私が全国各地から集めた優秀なもので構成されている。
あともう一つ私には秘密がある。それは前世の記憶があることだ。自我が芽生えたのは1歳で陽葵が生まれた時だ。実はこの世界は前世でやっていた乙女ゲームの世界で陽葵がヒロインなんだ。だから陽葵はあんなにかわいいんだね。ヒロインじゃなくてもかわいいけど。
乙女ゲームの中では、祖父に引き取られるけど、私は遠慮というか引き取られたくなかったからめっちゃ抵抗した。陽葵も私と離れるのが嫌で、結局引き取られなかった。毎月お金が振り込まれるし、家もセキュリティがしっかりしているところを用意してくれた。なんでここまでしてくれるんだろう。
実は父と母は駆け落ち同然で家を飛び出したから気になっている。祖父は鳳凰豊といって世界3大グループの総帥で、母が鳳凰グループの娘だったらしい。ちなみに母は日仏のハーフで、父は独英のハーフなので私と陽葵はクォーターということになる。
まぁ、そんなことは置いといてお金も振り込まれるから会社立てる必要なかったけど、やることもなかったし…
小学生の頃は海外の大学を飛び級したりして自由を満喫してた。中学はほぼ不登校だったけど、テストが毎回首席だったため文句は言われなかった。高校は特待生で入って授業料なども免除で授業も首席であれば出なくてもいいところを選んだ。授業出るのがめんどくさいから
でも高校は乙女ゲームの舞台だったんだよね〜。だから陽葵が入学するなら2年からは行って見守ろうと思うんだよね。まぁ保健室にいる予定だけど。
陽葵が傷つかないように見守っていこう。