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極私的書道論  super private shodou theory その2  書道商売

作者: 舜風人
掲載日:2014/05/12

今現在、日本における


書道とはどういう位置づけなのでしょうか?



日本には大きな書道協会が、いくつかあり、


その下に地方支部というか


各地に書道教室があり


志部長?というか、いわゆる町の書道塾の先生がいる。


本部では毎月競書雑誌(機関紙)を発行して


そこに各支部から寄せられた作品を載せて


段位を認定する。


また。年に何回かの競書会、作品展を開催して


そこで出品料を取り、


優秀作には賞状を出す。


また、年に一回の


師範認定を行い、認定料を取って


それで師範免状を出す。



まあこんなところでしょうか?


とこう、見てくると、



お花とか、お茶とかの家元制度と似てますよね?



機関紙と認定料が協会の収入でしょう。



ただこの段位の認定とか、


師範免状とか、


別に国家公認のものではないし、


あくまでもその書道協会だけのものです。


極端な言い方をすれば


長年いれば自然と段位はあがり、


いずれ師範にもなれるという筋書きのものでしょう?



これが伝統的な書道の世界の実態でしょう。


私が子供時代に通った書道塾も


毎月の機関紙に乗せるための作品を書いては提出して



それが載るのが楽しみでしたね。


そして毎月段位が。上がっていく楽しみ、



結局小学生で辞めてしまったので


最期は初段だったかで終わってしまいましたが、


あのままずっと続ければ


やがては師範にもなれたのでしょうね?



そして、、、


今頃は書道塾でも開いていたかもしれませんね?



でもどうなんでしょ?


ある書道協会の師範だから


必ず名書家?でしょうかと問われれば


こたえは否ですね。


師範免状なんてあてにはなりませんね。



癖のある、嫌味な書体の師範もいますからね。


こんな人のもとで修行したら最悪です。


癖字しか書けなくなりますから。


まあ、師範にも、



ピンからキリまであるという事実です。



いずれにしても、


芸事は


お茶とかお花にしても、


結局その世界だけでの


遊芸であり、


その世界から出たら


一顧だにされないものです。


俳句もそうですね?


えらい俳句の宗匠だとかいっても、


見ればただの汚い老人ですものね?


芸事とはその世界だけで通用する


仮装ヒエラルヒーです。



つまりネットゲームで


最強のゲーマーだとて


それがなんでしょうか?


そんなものゲームの世界だけの


はなしでしょ?


実体は、20年間、引きこもりのニートが最強のゲーマーだということもあるわけですからね。


書道の師範も



極論すればそんなもんですよ。


師範なんて言ったって


その書道協会だけのものでしょ?


お花の師範も


お茶の師範も


同様ですね?



師範なんてだれでもなれるし、


師範だから名人というわけでもないのですよ。


こういう芸道世界での


師範なんて物は、



まあその世界で


長年居たか


検定料いっぱいおさめたかの


そういう指標にはなっても、


本当にうまいか?


名人か?


の指標にはなりえないということですね。


結局はあなたが書道に何を求めるのか



という一事にかかってくるのでしょう。


字がうまくなりたい?


師範免状が欲しい?


競書会で賞状が欲しい?


ただ書を無心に楽しみたい?



書で余暇を使いたい?


書を単なる?レクリエーションでしてみたい?



もしも書道を


無心に楽しみたいならば


独学がよいです。


茶道


華道


などは独学は不可能ですが


書道を表彰状?や師範免状欲?


ではなくて


ただ書を楽しみたいなら


独学が最適ですよ。


こうした芸事で書道だけが唯一独学可能です。



まあそのためには


古法帖とか


書道字典とか


最低限必要ですが


そんなもの古書店で買えば


揃うでしょう?



あとはやすい半紙と筆墨があれば


それらの字典や法帖でも見て


マネして書けばそれでいいのです。


書道の基本は


マネに尽きるからです。


次第に進歩して来れば


自分の書法も


それなり出てくるでしょうが


最初はすべてマネです。


古人の名書家にも


それはもうさまざまな


個性的な書体がありますから


まあ最初は順当なところで


あまり癖字の書体から入らないことですね。



そして次第に


色々な書体を勉強して


自分なりの書体を確立していったらいいと思いますよ。


表彰状や


師範免状が


欲しいというなら独学はダメですが



どこかの書道会に入らなければなりません。



入会金、月謝、機関紙代。競書会への出品料、


段位昇給の検定料、師範の検定料と、


色々とお金のかかることを覚悟しておいてくださいね。


でもこうして


得られた師範の免状も、


他の書道会に行けば


認められないという、


その会だけのあくまで独自の師範でしかないのですよ。


全国共通の師範免状なんて残念ながらありえませんね。


師範免状なんて所詮その程度のものです。


だから大人のあなたが、純粋にただ書道を楽しみとしてやりたいなら


独学が最高の方法でしょうね。


ただ独学といっても、


一人でやるのですから


先生がいるわけでもないのですから、



参考書は良いものを買って揃えてくださいね。


最低でも、以下のような参考書が必須ですよ。



角川書道字典。


五体字類


書道入門書[一般的などれでも良いですが)



書道寶典、飯島春敬



書道辞典  飯島春敬


現代書道全書  尚学図書


現代書道全集   講談社


三体筆順字典




まあざっとこれだけあれば


下手なそこらの、書道塾なんか行って


大金とられるよりずっとましでしょうね。



楽しく能率よく書道が体感できますこと


請け合いですよ。


ただし


独学ですから


何年やったって


段位もないし


書道展の表彰状もないし


師範免状もありませんよ。


人間手こういう誘惑?には


弱いんですよね?



だから


「〇〇士」商法が


はびこるんですね。


民間の何の権威も無い


〇〇士になれますよという


詐欺商法ですね。


〇〇士になれば独立開業も夢ではない。


努力次第で月収50万も可能ですとか、


それですっかり信じて、


講習会料金50万円も払って


そんな〇〇士の一片の認定証もらっても、


所詮ただの紙切れ


それでうまい商売ができるはずもなく、


騙されたと気がついても後の祭りですね。


今でもこんな詐欺商法ってあるんでしょうか?


師範免状がこれらと一緒とは思いませんが


師範免状で


独立して


書道塾を経営して


うまくいくかと問われれば


それこそ


あなたの書道塾経営手腕にかかっているとしか言えませんよね。


逆に師範免状なくっても、



書道塾して一向に、構わないし


流行っているところもありますよ。


弁護士資格なくて弁護士やったら犯罪ですが


書道師範なくても


書道塾やってもなんら犯罪でもありませんからね。



書道師範なんて所詮その程度のものでしかないのですよ。





続く




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