表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

14/54

第4話 プレリュード(その1)

 イートンとしての参加が正式に決まり音楽室を出た。

「とりあえずこの校舎が大会の舞台ステージになるっす。案内するっすよ」

 明るく声を掛けるボレロだが充駆は――

「その前に……」

「なんすか」

「戻っていい?」

 ――そう言うと、いつのまにか重く固まっている肩をほぐそうと、両腕と首をぐるぐる回しながらボレロの許しを請う。

 ひどい肩こりの原因は考えるまでもない。

 非現実的な出来事に流された挙句がこの音楽室であり、そのうえ、もともとコミュ障気味で初対面の相手に囲まれること自体があまり好きではないのだ。たとえ、それが画面越しの音声のみであったとしても。

 その緊張から解放されたついでに不慣れなイートンの身体も脱ぎ捨てたいと思うのは無理からぬことだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ