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8話 実技講習②

先週はすみませんでした。

GWは自粛によりお出かけ出来ないかと思いますので本作をよんで時間を潰していただけれは幸いです。

また、作者ホームより他作品も読んでみてはいかがでしょうか?

それでは最新話どうぞ!

8話 実技講習②





翌朝オレたちは朝食のあと夜営地の片付けをして森へと入った。



「それでゴブリンたちはどの方角にいたんだ?」


「あぁ、それはこっちだ!」



と、ゲイルが案内してくれる。


暫くゲイルの案内で歩いていると前方よりゲヘゲヘというような鳴き声?のようなものが聞こえてきた。



「ゴブリンのお出ましのようだぜ!」


「そこの繁みにかくれましょ!」



と、いうことで繁みへと入り身を隠した。

暫くするとゲヘゲヘという鳴き声が近くなると共に複数の足音も聞こえるようになってきた。


待っている間に簡単にどう攻めるかの打ち合わせは終わっているのでじっと息を殺しゴブリンたちが来るのを待った。


オレたちが隠れている繁みを少し通り過ぎたところでオレたちは打ち合わせ通りオレとゲイルが飛び出しゴブリンの注意を引き付けた!



するとゴブリン3匹を引き付けている間にクイナの黒魔法でゴブリン達にデバフをかけて身体能力を落とした。


それにしても黒魔法って何属性なんだ?


そのあと、アイシャの初級紫魔法“紫電”を浴びせた。

紫電は一定範囲に電気を浴びせ、痺れさせる魔法だ。

紫電によりゴブリンたちは身体を硬直させ動けないでいる。



「いまよ!」


「「おう!」」



ゲイルはゴブリンの1匹に強化した肉体を生かした攻撃を仕掛けあっという間に倒した。


オレはというと赤剣術で剣に火を纏わせてゴブリンを切りつけ、そのまま返す剣でもう1匹のゴブリンも切り伏せた。



「ふう」


「お疲れ」


「あぁ」


「それにしても俺が1匹やる間に2匹倒すとはやるなぁ!」


「そうでもないさ。クイナとアイシャの魔法が効いていたお陰だしね。」


「判ってるじゃないの!」


「証明部位とって次いこ。」



その後オレたちは目標の5匹を越えて6匹を倒したところでキャンプ地へと戻った。



「おう、どうやら無事に課題を終えたようだな。」


「オレたちが1番なんですか?」



と、キャンプへ戻ると声をかけてきた講師の先生に聞いてみた。



「あぁ、そうなんだよな。いつもより少し遅い記もするが許容範囲だからいいんだが・・・」



なにか、引っ掛かることでもあるのか?


他のパーティーを待つ間にオレたちは簡単にお昼をとり待つのだったが・・・



「遅い」



と、講師の先生が言うとおり他のパーティーが戻らないのだ。



「なぁ、お前たち森に異変は無かったか?」


「普段の様子は知らないがゴブリンはすぐに見つかるくらいにはいたよな?」


「ん?あぁ。でもあれは巣の近くまで行ったからじゃないのか?」


「まぁ、そうだけど。」


「おい、巣はここから3時間以上は離れているはずだがお前たちはそんなところまで行ったのか?」


「いや、オレたちはここから1時間くらいのところだよな?」


「あぁ、今日は30分くらい移動したところで倒したしな。」


「なんだと!?そんな近場に巣ができていたのか!」


「そういえば先生はさっき3時間以上離れた所に巣が有るっていってたわよね?」


「もしかして、まずい?」


「まずい、まずいぞ!俺は直ぐにギルドに報告するための手紙を書くからお前たちには悪いがそれをギルドへと届けてくれ!」


「「「「はい!」」」」



そのあと、講師の先生は手紙を素早く書くとオレたちにそれを託して直ぐに向かうように言われた。



「早く行け!俺は森へと入り捜索をする!」


「「「「はい!」」」」



オレたちは街へと走って向かった。

来るときは歩きで6時間ほどかかったが走ることでなんとか4時間でつくことができたが・・・



「「「「はぁはぁはぁ」」」」



オレたちは街についたことで安心したのか疲れが一気に襲われて疲れて門のまえで座り込んでしまった。



「おい!お前たちどうしたんだ!」



と、門番の人が急いで来てくれた。



「ギルドの、こ、講習で」


「ゆっくりでいいから落ち着け!」


「は、い」


「ギルドの講習で問題が起きて使いに走ってきたの!」


「なんだって!」


「これをギルドにお願いします!」


「あぁ、わかった。お前たちはここで少し休んでいろ。」



門番の人はギルドへと使いの人をだしてくれて預かっていた手紙を届けてくれた。


オレたちは暫く休ませて貰ってからギルドへと向かうのだった。

ここまでお読み頂きありがとうございます。

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