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3話 ギルド規則を知る

3話 ギルド規則を知る





さて、部屋に戻ってきたオレはギルド規則の書かれた冊子を出し読むことにした。


この宿では部屋の灯りとして魔力を流せば灯りがつく魔道具が設置されている為夜でも書物などを読むことができる。


さて、早速読むとするか。



ギルド規則




心得


・冒険者は自由な心を持て!



規則


・私闘の禁止

・法律に抵触しない

・依頼はランクの上下1ランクインまで

・同時に受けれる依頼は5つまで

・依頼失敗時依頼料の3割負担

・ パーティーメンバーは6人まで

・クランは銀級以上ので結成可能



ランクについて


鉄→銅→銀→金→白金→ミスリル→オリハルコン

の順番で上がる。

ランクは銅、銀までは規定回数の依頼を達成することで昇級することができる。

金級からの昇級には規定回数の依頼達成と試験に合格することで昇級できる。

ただしミスリル級、オリハルコン級への昇級は

規定回数だけでなく指揮能力や災害への個人での対応が可能なことやギルドマスター3名以上の推薦などが必要とする。

昇級に必要な依頼回数は各国で決められた回数とする。




ふむ、そんなかんじかぁ。

あとは、職員になる方法などなど多岐にわたることが書いてあるけどオレに関係するのはこのくらいだな。


今日はこの辺りにしてあとは寝るかなぁ。





□□□□





~その頃ブルーナイト家~


その一室にて


「母うえー」


「なんざます?」


「あいつが出ていったからぼくちんが当主だよね?」


「そうざます」


「でもどうしてあいつを追い出すような策を実行したの?」


「そうざますねぇ。貴方には教えてもいいかしらね?」




当主の執務室にて


はぁ、正妻に迎えたはいいがアマンダの性格がホントにダメだった・・・

息子のホーキンスも甘やかされて育ったからなぁ。


それにしてもフェイが無色とはな、今は冒険者として上手くやってくれることを祈るばかりだ。

本来無色というのは王者としての色と言われ公にはなってないが王族に稀に生まれる特色だ。

あのこは次男だが長男があれだから跡継ぎにと考えたが・・・

無色ならフェイは幼馴染みでもある姫と婚姻を進めることもできた。

だがあの女は無色とわかった瞬間に排除にかかるとは・・・

そろそろホーキンスをあの女と別れさせ再教育を施すか?


要検討か・・・



「旦那様、旦那様」


「ん?あぁ、すまぬ。」


「先ほど王家の使者よりこちらが」


「それは!王家からの書状!」



私は執事より書状を受け取って中をあらためた。


む!

これは!



「旦那様どうされました?」


「セバスチャン、大変なことになりそうだ。」


「なにがでしょうか?」


「フェイと幼馴染みの姫を覚えているか?」


「はい、それは勿論でございます。」


「その姫がフェイを追って城を出たらしい。」


「な!?し、失礼いたしました。それは一大事ですね。それで王家の対応としていかがされると?」


「あぁ、それだが姫は暫く自由にずるそうだ。影ながら護衛はつけてフェイと合流することをサポートするとかなんとか」


「ですがなぜ王家がそこまで寛容に・・・」


「セバスチャンは無色についてしっているか?」


「いえ、存じませんが」


「そうであろうな。あれは王家と3侯爵家の当主とそれに近しいものしか知らないことだからな。

無色とは王者の色とされ、努力次第で如何な要なことも出来る色とされている。王族でたまに生まれる色でその色の者は王になっている。だが、3侯爵ででたのは初めてかも知れぬ。」


「ですが旦那様、王族に無色というものがいたという話しは聞きませんが」


「それは、別の色として触れ回るからだ。」


「そのようなことが・・・」


「あぁ、王にフェイが無色だと知られた可能性があるからこその姫の自由行動と考えれなくもない・・・。

どうやったかはわからぬが大方儀式の内容は王に知らせられるようにでもなっているのだろうな。」


「それでしたら納得ですがそうするとなぜ奥さまはフェイ様の色がわかった時点で・・・」


「あぁ、なぜアマンダが無色について知っていたのかが謎なんだ。」


「少し調べさせておきましょうか?」


「あぁ、頼む」


「それでは私は失礼します。」




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