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17話王女襲来!

17話王女襲来!




さて、今日でこの宿ともお別れだし最後の風呂を準備してこようと思い部屋を出た。


すると受付の辺りから聞いたことのある透き通った懐かしい声が聞こえてきた。

だけどこの声の主がこんなところに来るはずはないと思いつつ覗いて見ることにした。



「ちょっと待っててくださいね。確認してきますので。」


「ええ、お願いしますね。」


「はい。あ!フェイさん!今部屋に行こうと思ってたんですよ。こちらの方がフェイさんを訪ねて来られたので。」



オレは声を失っていた。なぜなら…訪ねてきた相手が抱きついてきたからだ。



「フェイ!会いたかったのよ?いきなりいなくなるんだもの!」


「ちょ、ちょっと!不味いですって。エリトリア様!」


「もう!昔みたいにエアって呼んでよ!そもそも敬語禁止!」


「そう言われましても私はすでに平民です。このような姿を見られたら不敬罪で死刑になってしまいます。」


「そんなことにはさせないわ!それより私と一緒に城に行きましょ?それでずっと一緒にいてほしいの!」


「あらあら、よくわからないけどお幸せにね!」


「「「ヒューヒュー」」」


「ちょ、ちょっと、ここだと目立つから部屋にいこ!」


「えぇ、もちろんよ。」



俺は慌ててエリトリア…エアを連れて部屋へと戻った。



「へぇ、ここがフェイの部屋ね!フェイの匂いがするゎ。」



最後の方の言葉とニヤニヤ顔は見なかったことにしよう。



「まぁ、今日までだけど一応はそうだよ。それでどうしてエアはここにきたの?」


「そんなの決まってるじゃない!フェイに会いによ!」


「でも俺はもう平民でエアは王女だよ?昔みたいには出来ないと思うけど…」


「そんなことない!フェイ無色なんだよ!だから絶対大丈夫!」


「ねぇ。無色ってなんなの?」


「無色は、王者の色なんだよ!特別な色だから…詳しくはお城に行ってから話させてほしいの。だから…ね?」


「わかったよ。だけど今の俺は冒険者なんだ。だからパーティーメンバーに相談させてほしいんだ。」


「わかったゎ。」


「そしたら、明日パーティーホームに引っ越しの予定だからその時話すよ。」


「えぇ、わかったゎ。そしたら私はちょっと、部屋をとって来るゎ。それから少し用事が出来たから出るわね。」



そう言ってエアは部屋から出ていった。



『マスター、お久しぶりです。』


「ルーテシア!心配してたんだ!どうしてたんだよ!」


『申し訳ありません。マスターの急激なレベルアップなどの処理で眠っておりました。』


「そうだ、ルーテシア聞きたいことがあるんだ。」


『なんでしょうか。』


「レベルアップとかあの時称号とかいろいろふえたんだけど取得できるスキルもかなり増えて何をとったらいいのかわからなくなって相談にのって欲しいんだよ。」


『勿論です!それが私のお仕事ですからね!それでは今のステータスを表示ください。』


「わかったよ。」



名前 フェイ(・フォン・ブルーナイト)

レベル23

無色


戦闘スキル

無剣術初級

┣青剣術中級

┣赤剣術中級

┗緑盾術中級


魔法スキル

生活魔法

無色魔法Lv1

┣青色魔法Lv1

┣赤色魔法Lv1

┗緑色魔法Lv1


特殊スキル

取得SP増加(増加量1.5倍)

アイテムボックス

鑑定


ギフト

成長の道標


称号

無我夢中


SP219



『これだけあればいろいろできますね!それではスキル項目をお開きください。』


「少しまっててくれよ。開けるもの全て開くから」


『はい。』



項目

成長の道標

┣特殊┳┳ポイントウォークLv1:SP50

┃┗ダンジョンウォークLv1:SP50

┗━色力強化Lv1:SP30

┣無色魔法━混色魔法の儀SP20

┗無剣術━混色術の儀SP20



『ふむふむ、とりあえず全て取りましょう!』


「全部とるのか。だけどどんな効果なのか説明はしてほしいな。」


『わかりました。それでは説明させていただきますね。』



ルーテシア曰く


ポイントウォークとはスキルレベルが上がるたびに“マーカー”というアイテムを設置した場所に転移することができるスキルだそうだ。


ダンジョンウォークは登録したダンジョンの行ったことのある階層に転移することができるスキルだ。

登録数はレベルに依存するようだ。


この2つのスキルは使用者に触れていれば何人でも移動が可能とのことなのでパーティーメンバー全員で移動が出来るようになるから便利そうだ。

まぁまだ、ダンジョンウォークの出番は無さそうだが…


色力強化は魔法や術を使う際消費するエネルギーの絶対量を増加させたり魔法や術の威力を上げる効果があるそうだ。


そして、混色魔法・術の儀は所持している色魔法や術を掛け合わせて新たに色を作りその色の魔法や術を使えるようにするスキルのようだ。


それで覚えた結果はこうなった。



名前 フェイ(・フォン・ブルーナイト)

レベル23

無色


戦闘スキル

無剣術初級

┣青剣術中級

┣赤剣術中級

┗緑盾術中級

混色術の儀(必要SP10)


魔法スキル

生活魔法

無色魔法Lv1

┣青色魔法Lv1

┣赤色魔法Lv1

┗緑色魔法Lv1

混色魔法の儀(必要SP10)


特殊スキル

取得SP増加(増加量1.5倍)

アイテムボックス

鑑定

ポイントウォークLv1

ダンジョンウォークLv1

色力強化Lv1


ギフト

成長の道標


称号

無我夢中


SP49



「そういえばスキルレベルってどうやって上げるんだ?やっぱり訓練とか?」


『普通はそうですが無色ならSPであげれます。初級なら1中級なら2といったように決まったSを払えば上がります。』


「そもそも普通はってことは他は違うのか?」


『はい、普通は鍛練や実践で使いあがります。それから、レベルが上がるごとに取得できるSPも普通の方は1から多くても3もらえるかどうかです。』


「そしたら、スキルはあまり取得できない?」


『そうなりますね。』



この日は久しぶりに起きたルーテシアに悪かったが質問攻めにしてしまいあっという間に翌日となった。


途中で風呂を沸かすために呼び出されたが・・・





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