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16話 その頃のあちこち

お待たせしました!

16話 その頃のあちこち




アマンダside



遂に手にはいったざます!

これさえあればあいつを確実になきものにできるざます!



「母上ー、ぼくちんもう勉強いやーだよ!」


「無理にやらなくていいざます!こっちでおやつ食べるざます。」



トントン



「なんざますの?今忙しいざます」


「何だとはいいようだな?アマンダ」


「旦那様!来られるとは思っていなかったざますのよ?それに後ろの方々は…」



どうして今来るざます?



「少し話があるんだ。アマンダ暫く湖のあるあの別荘でバカンスでもしてきたらどうだ?」


「わーい!ぼくちん彼処のお魚料理だいすきー!」


「いや、ホーキンスは行かないぞ。」


「えーやだー!やだー!」


「まさか!旦那様!」


「アマンダわかるな?」


「わかりましたざます。」



キー!もしかしてバレたざます?それともあれのかと?いやでもあれかもしれないし!



「やだやだやだー!ぼくちんもいくー!」


「おい、ホーキンスを連れていってくれ。」


「なんだよ!ぼくちんに触るな!父上!どういうことだよー!」


「ぼっちゃま暫しご容赦を」



こうして、私とぼくちゃんとの離ればなれの生活が始まった。

きっとあの子は再教育を施され私は軟禁…、でもまだおわらないざますよ!



「そうだ、アマンダよ。集魔薬はどこだ?」



ああーーー




□□□□




王宮side



「上手く運んでおるのか?」


「はい、陛下滞りなくもうすぐ合流するかと思います。」


「うむ、して宰相よ」


「なんでございますか?」


「例のものは届いたか?」


「えぇ、地下に運んであります」


「そうかそうか!今夜は一杯やるか?エドよ」


「いいですなぁ。それではご相伴に」



トントン



「んん、なんだ?」


「失礼します!急ぎのご報告が」


「申してみよ。」


「は!ブルーナイト家の正妻の元に集魔薬が運ばれたとの情報が!」


「なに!まことか!」


「はい!ですが当主がいち早く対応し大事には至らなかったとのことです!」


「少し泳がせればよいものを。」


「そう言うが宰相よ。集魔薬が使われるよりいいではないか。」


「そうですが…」


「いろいろ調べることがあるのはわかるがな。ほどほどにするのだぞ?」


「はい」




□□□□



エリトリア姫side



遂に来たわ!ここに増えてが居るのね!

そう今、私はブルースカイへとやって来ている。

ここに私のフェイがいるという!


それにしても便りくらいくれても良いじゃないのよ!

もう!


でも、もうすぐ会えるんだぁ。


ふふふ



「あのー」



たのしみだなぁ。

うふふ



「あのー、お嬢さん?」


「え?あ、ごめんなさい。なにかしら?」


「入るなら手続きを…」


「あら?ごめんなさい。これでいいかしら?」


私は持ち出していたお忍び用の身分証を見せた。


「は、はい!」


「よし!いくわよー!」


「それではどうぞ」


「あ、そう言えばギルドは何処かしら?」


「ギルドでしたらあちらをまっすぐ進んで頂ければ着きます。」


「あら、ありがとう。」



聞いた道を進み私はギルドへとやって来た。

ここまでいくつもの街のギルドを見てきたけど王都のはやっぱり別格よねぇ。


それよりはやく中に入ってフェイのこと聞かないと!


私はギルドの中へと入り受付へと向かったの。



「ごきげんよう。」


「ご、ごきげんよう?は!申し訳ありません!本日はご依頼でしょうか?」


「いいえ、人を探しているの。フェイっていうのだけれど知らないかしら?」


「フェイさんでしたらあちらの受付が担当ですので詳しいかと思いますので代わりますね。」


「お願いするわ。」



うーん?ギルドで担当なんてあったかしら?



やって来たのは遠目からでもわかってはいたが美人の仕事ができる女性と人目でわかる人だけど、もしかしてフェイと!?



「お待たせしました。エルルカともうしますがフェイさんをお探しと聞きましたが。」


「そうなのよ!それでフェイはいるの?!」


「はい。お教えする前に失礼ですがお名前をお伺いしても?」


「あぁ、ごめんなさいね。私はエリトリアよ。」


「エリトリア様ですか、フェイさんですがギルドにとって大事な方なので一応のためご関係をお伺いしても宜しいでしょうか?」


「んーそうね。私とフェイは言ってみれば許嫁かしら?」


「え?!し、失礼いたしました。許嫁ですか。それでしたら居場所をお教え出来ますが何か証明できるものがあればたすかるのですが。」



んー、面倒ね。そもそもギルドとして大事とか担当受付とか一体フェイは何をしたのかしら?

まぁ、いいわ。あまり出したくはなかったけど仕方ないわね。



「騒がないでね?」


「え!?あ、失礼しました。なんでもありません。」


「これで信じてもらえたかしら?」


「で、でん「し!」」


「申し訳ありません。ですがなぜエリトリア様がフェイ様を?」


「それは、内緒というか最初に言ったけど許嫁を追いかけてきたのよ?」


「わかりました。これ以上は聞きませんがフェイさんは今なら青銅の宿にいると思います。」


「そ、ありがとうね。早速いくわね!」


「お役にたてて良かったです。」



さて、早速いくわよ!

待ってなさいフェイ!










やっとメインヒロインを出せました。

決して忘れてたわけではないんですよ?

ホントですよ?

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