2人のおやつ
次の日の朝
たまほちゃん:「 まさみちゃん、おはよう 」
まさみちゃん:「 たまほちゃん、おはよう 」
りゅうちゃん:「 今日は、2人とも早いね どうしたの 」
たまほちゃん:「 りゅうちゃん、おはよう 」
まさみちゃん:「 りゅうちゃん、おはよう 」
りゅうちゃん:「 2人を起してきてくれるかな 朝食にしよう 」
まさみちゃん:「 私が 起こして来る。今日の朝食は、何が出るかな 」
りゅうちゃん:「 昨日のキングベアーで 作った。トマトソースがけのハンバーグにしてあるから 着替えて 顔を洗って 席に付いてね 」
たまほちゃん:まさみちゃん:「 は~い 」
ダーツ:「 何だ ! この臭いは、何を作っているのだ 」
りゅうちゃん:「 まさみちゃんのおやつですよ。あと3時間ほど 蒸さないといけませんから その後、4時間ほど、冷やして 冷ませば出来上がりです。たまほちゃんのおやつは、もう出来ているから 大丈夫だよ。
今回は、俺のおやつも作って みたしね 」
たまほちゃん:まさみちゃん:「 りゅうちゃんのおやつを 食べてみたい 」
りゅうちゃん:「 今日の昼ご飯に みんなして食べてみますか 」
まさみちゃん:「 本当に 」
たまほちゃん:「 いいの ! 食べさせても 」
ダーツ:「 今日の昼飯が おやつか~ 」
メイ:「 楽しみね~ 昨日の夕飯も美味しかったしね 」
まさみちゃん:「 あれは、当たりだよね 」
たまほちゃん:「 けど 中々、食べれないよね ! あの組み合わせ 」
ダーツ:「 何処かに リヴァイアサンと言う。飛んでも無いデカイドラゴンが居るらしいぞ。聞いた事が あるな 」
まさみちゃん:「 そのお肉で 私のおやつを作ったら 飛んでも無い位に 美味しくなるかも 」
ダーツ:「 ところでこの建物は、何だ ! 昨日まで 無かった筈だが 」
りゅうちゃん:「 これで まさみちゃんのおやつを蒸し焼きにしている所です 」
ダーツ:「 こんなに作っているのか。中を見せてくれ ! 何個、作っているのだ ? 」
りゅうちゃん:「 中は、今現在は、見せれません。香りが飛んで肉に染みにくくなりますから それと数は、500本です。大体、1年間分ですね。
たまほちゃんの分は、今回から5個になりましたから 2,500個で 500食分、作ってありますから 俺の分は、100個ですね。気が向いたら 食べる為に 」
メイ:「 もしかして 一晩中、1人で作成していたの 」
りゅうちゃん:「 研究の一環で やっていますから 普通に長ければ3~4日は、やり続けますから あまり気にしませんね 」
メイ:「 あなた達は、その間 何をしているの 」
たまほちゃん:「 寝ているか ! 武器の手入れかな 」
まさみちゃん:「 私は、武器がデカイから 全て磨いている。りゅうちゃんに作ってもらった物だから 」
メイ:「 あんた、武器まで自分で作るのかい 」
りゅうちゃん:「 まさみちゃんの武器を 作って置いたから 今回のレットドラゴンの上顎で これで 完成だね 」
まさみちゃん:「 もう出来たの 見せて 」 5メートルの剣を取り出して まさみちゃんに渡すと自分の持っている剣と2本構えると 飛んでも無い威圧が 辺りを包み込んでいる。
ダーツとメイとランだけが ブルブルしていた。
まさみちゃん:「 ここで 闘気を注ぎ込んでいいかな 」
りゅうちゃん:「 辞めときな この2人と1匹が死ぬから 」
まさみちゃん:「 わかった。諦める、後で 離れた所で 試し切りに行って来る 」
りゅうちゃん:「 朝食にして 今日の予定は、どうするの 俺は、ここを離れないから ここにいるけど 」
まさみちゃん:「 私は、試し切りに 行って来る。10キロ以上、離れれば大丈夫だよね 」
りゅうちゃん:「 多分、大丈夫だと思うよ。たまほちゃんは ? 」
たまほちゃん:「 私は、武器の手入れとお昼寝かな 」
りゅうちゃん:「 お2人は、どうしますか ? 」
メイ:「 のんびりしているわ。こんな機会ですから 」
ダーツ:「 そうだな ! 」
その後、まさみちゃんだけが 気持ちを高ぶらせて帰って来ていた。当然、その辺りの魔物や動物たちは、逃げて気配を感じなくなっていた。
ランだけが ビクビクしているだけで たまほちゃんは、武器の手入れをしてから お昼寝をして 俺は、読書をしながら お茶を飲んでいた。
メイとダーツの旦那達は、近くで山菜や薬草を取って 盛り上がっていた。
なんやかんやで お昼になり 3人のおやつのお披露目となった。
りゅうちゃん:「 たまほちゃんのおやつは、今回は ゴマの分量を少し変えてみました。それと砂糖の分量が少なめにして 小麦粉の中に 8パーセント位、コーンスターチを入れてみたので 食べてみて 」
たまほちゃん:「 え ! そうなの 甘さは、今までとそんなに変わらないけど モチモチ感が 増えて 私は、こっちの方が好きだな 」
まさみちゃん:「 いつも こんなに美味しい物を 食べていたの ! 今度、私にも 少し回して 」
たまほちゃん:「 少し、考えさせて 」
メイ:「 あんた、いつも こればかり 食べて 飽きないの 」
たまほちゃん:「 あくまでも ベースが これで ! これに フルーツをトッピングしたり 肉をトッピングすると その時々で味が変わりますから また 美味しいですよ 」
メイ:「 なるほどね ! 頭がいいわ。あんた 」
たまほちゃん:「 私じゃ~ ありません。りゅうちゃんのセンスです 」
メイ:「 え ! そうなの 私もメンバーに入れておくれ 」
ダーツ:「 これだと 肥るだろう 」
まさみちゃん:「 だから 爆乳なんです 」
ダーツ:「 なるほどね ! 」
たまほちゃん:「 納得しないでください。これは、生れつきです。りゅうちゃんの好みのオッパイですから 問題がありません 」
りゅうちゃん:「 次は、まさみちゃんのおやつは、“ サラミ ” ですが この前、行商人がボヤイテいて コショウの中に 山の木の実が混じっていて 売り物にならないと言っていた物を 俺が銀貨3枚で買った。山椒の実です。
今回は、レットドラゴンのもも肉とキングボアの脂と塩とコショウと山椒で作ってみました。いつもより 3時間長くして 12時間、スモークしてみました。
たまほちゃんとメイさんとダーツの旦那さんは、こちらを
まさみちゃんは、今回から 少し小さめにしたから これね 」
たまほちゃん:「 今までよりも 美味しいわよ 」
まさみちゃん:「 私も そう思う。りゅうちゃん、凄すぎ これなら 小さくなっても 気にならない 」
ダーツ:「 これは、酒のツマミになるな 」
りゅうちゃん:「 金貨、30枚でも 買えませんよ 」
ダーツ:「 レットドラゴンだよな ! それに キングボアだっけ 普通の冒険者に依頼を出しても 誰も受けないわな 」
りゅうちゃん:「 何も レットドラゴンで やらなくても ボアとベアーで作ったらイイんじゃないの それにボアとオークでも いいと思うし 」
ダーツ:「 それも アリだよな ! りゅうは、酒も飲むのか ? 」
りゅうちゃん:「 この2人に 飲ませてやってください。店を壊しますから 」
ダーツ:「 そうなのか ! 絶対に飲ませないぞ 」
まさみちゃん:「 そう そう たまほちゃんが弓で連射をしたからね 」
たまほちゃん:「 まさみちゃんだって 武器を持ち上げて 部屋が崩壊しそうに なったじゃ~ない 」
まさみちゃん:「 その時に 隣で飲んでいた。おっさんが私のおしりを触ったから ぶっ叩いてやろうとして 取り出したら 少し崩壊しただけよ 」
ダーツ:「 お前達、2人は 俺の店で酒は、禁酒だからな 」
たまほちゃん:まさみちゃん:「 え~~~ ! ちょっと 位ならイイでしょう 」




