女の子2人が 泣き叫んでいた
りゅうちゃん:「 今日は、ここで休憩を取ってから ここでテントを張りますが いいですか 」
メイ:「 あんた等、飛んでも無く強いね。私は、初めて見たよ、生きた レットドラゴンにキングベアー何て 」
ダーツの旦那:「 俺もだ ! よく生きて 帰って来れたもんだ。あの戦場から その後のゴブリンの襲来まで 予測しての行動に頭が下がるよ。途中の血の池にも意味が あるのだろう 」
りゅうちゃん:「 アイツ等は、獲物がいないと そこ等辺を探し回るから 面倒くさいから あの様に血の池の中に毒を入れて エサを置いとけば 我先にいき勝手に死んでくれるから 俺達は、楽して休めるしね。色々と出来る時間を作れる 」
まさみちゃん:「 レットドラゴンって事は、私のおやつを作ってくれるの 」
りゅうちゃん:「 その為に ここまで来たのでしょう 」
まさみちゃん:「 うん うん ! じゃ~ これだよね 」 デカイハンマーを取り出した。
たまほちゃん:「 そうなると 空いた時間で 私のおやつも作ってくれるよね 」
りゅうちゃん:「 それで 旦那さんに御願いが あるのですが 」
ダーツの旦那:「 何だ、お願いとは ? 」
りゅうちゃん:「 明日、1日かけて 2人のおやつを作りたいのですが よろしいですか。当然、街に付くのが 2日後になってしまいます 」
メイ:「 イイに決まっているさ ! 当然、私にも食べさせてくれるなら 」
ダーツの旦那:「 俺も食べてみたいな ! この2人のおやつを 」
まさみちゃん:「 あまり食べないでね。わたしのだから 」
たまほちゃん:「 わたしのも あまり食べないでね。滅多にりゅうちゃんが 作ってくれないから 」
メイ:「 食いしん坊な2人が 食べたがる食材って 何題 」
りゅうちゃん:「 まさみちゃんのは、レットドラゴンのもも肉とキングボアの脂でたまほちゃんは、普通の金のゴマ壇後ですよ。普通の食材です 」
メイ:「 はぁ~ 飛んでも無い食材を使うのね。2人の食材を集めるだけでも お金が幾らかかるのかしら ! あっ あんた等は、自分達で調達が出来るのか 」
ダーツの旦那:「 今日の夕飯は、何を作ってくれるのだ 」
まさみちゃん:「 当然、ドラゴンステーキに決まっているわ 」
たまほちゃん:「 ボアの脳ミソが食べごろじゃないかしら どうするの まさみちゃん 」
まさみちゃん:「 え~~~ 考えたくなかった。どうして ここで言うのよ 」
ダーツの旦那:「 脳ミソ何て 食べても美味しく無いだろうに 」
たまほちゃん:「 あなたは、本当の味とトロミを知らないから そんな事をいえるのよ。1度、食べたら 病みつきになるから まさみちゃんをみたら 分かるでしょう 」
りゅうちゃん:「 そんなの一緒に食べたら もっと美味しくなるんじゃないかな 」
たまほちゃん:まさみちゃん:「 え ! そんな事出来るの ? 」
りゅうちゃん:「 簡単だよ ! どうする 」
まさみちゃん:「 それにして 私、食べてみたい 」
たまほちゃん:「 私も 食べたい 」
りゅうちゃん:「 それに 今回、キングベアーの脳ミソも手に入ったから また出来るし 不味かったら 普通に食べれば イイだけじゃん 」
たまほちゃん:まさみちゃん:「 うん うん そうする 」
メイ:「 3人で盛り上がっている所、悪いけど 私達にも食べさせてくれるよね。その食材を 」
まさみちゃん:「 え~~~ そうなの 私の取り分が減るから ヤダ~~ 」
りゅうちゃん:「 まさみちゃんには、センターの美味しい部分を渡して 俺とたまほちゃんの端の部分を与えればイイんじゃないかな 」
たまほちゃん:「 私の分が 少し減るの そんなのヤダ ! 」 プン プン
りゅうちゃん:「 たまほちゃんのおやつを 今までは、1回に4個だった物を5個にして上げるから どうかな 」
たまほちゃん:「 そこを攻めて来るの 勿論、まさみちゃんのおやつが少し小さくなるなら 考えるけど 」
まさみちゃん:「 え ! 私のおやつが小さくなるの そんなのヤダ 」
りゅうちゃん:「 それが ダメなら 今回は、諦めますか。ボアの脳ミソは 」
まさみちゃん:「 それなら 私が少し 我慢をするから 食べさせてドラゴンステーキの上に乗っかった。ボアの脳ミソが食べたい 」
りゅうちゃん:「 どうする たまほちゃん 」
たまほちゃん:「 あまり焦らすと まさみちゃんが暴れ出すよ 」
りゅうちゃん:「 タマには、イイでしょう。この辺一帯が 更地になるから 」
たまほちゃん:「 そんな事だと 思ったわ。りゅうちゃんは、私達を 本当に理解しているから 面白い様に使うものね。
私達を捨てなければ 言う事を聞いてあげるわ 」
りゅうちゃん:「 そうなの俺は、もういい加減、メンバーチェンジをしてもいいかな と思っているけど 」
たまほちゃん:「 私は、絶対に離れないからね。まさみちゃんも同じ考えの筈だから 」
まさみちゃん:私の気持ちが抑えられなくなって来た。暴れたい ! 私を誰か止めて ウワァ~~~~~~~~~~~~~~~~ バキ ボキ バキ ボキ ガタ ガタ ガコガコ ドッカン ドッカン 意識が飛びそう
りゅうちゃんにキスされてる。
りゅうちゃん:「 まさみちゃん、どうしたの ? 」
まさみちゃん:「 私、また 暴れたみたいね 」
りゅうちゃん:「 何時もの事でしょうに 気にしないの 」
まさみちゃん:「 このままだと りゅうちゃんに見捨てられちゃう 」
りゅうちゃん:「 そうだね ! もう潮時かもね。このメンバーでやるのは 」
まさみちゃん:「 そんなのヤダ~~ ウワァ~~ン 」泣き出した。
たまほちゃん:「 私も嫌だからね 」精霊弓( せいれいきゅう )を取り出して 上空に1万矢を撃ってしまった。俺達の周りの生き物を 全て殺してしまっていた。
当然、10キロ圏内から 生体反応が消えた。
りゅうちゃん:「 夕飯にしますか。最後の晩餐かも知れないし 」
その間中、ラン:ダーツ:メイは、周りの光景が 変わっていく事に ビクビクしていた。周りの木は、倒されて飛ばされて 地面は、更地に変化し始まるし 飛んでも無い程の矢が飛んで行くし 生き物の気配が何も感じなくなった時には、女の子が2人、泣いていただけだった。
そして 男の子が “ 最後の晩餐 ” の言葉に 女の子たちは、泣き止んでいた。
その日の夕飯は、静かな物だった。
りゅうちゃん:「 2人とも お客さんを部屋に案内してあげて 俺は、やる事があるから 出来るよね 」
たまほちゃん:まさみちゃん:「 うん ! 大丈夫だよ 」
その後、2人に変化が訪れた。
まさみの考え方:私は、昔からよく イジメられていた。怪力女として そんな私でも 好きな人がいた。りゅうちゃんである、りゅうちゃんだけが 私と普通に接してくれていた。
私のわがままを全て聞いてくれて 何でもしてくれるけど りゅうちゃんのわがままを私は、何もしてあげてない。これでは、私が りゅうちゃんに嫌われてしまっても 仕方が無い事だと思う。
りゅうちゃんの言葉を理解しないと本当に見捨てられてしまう。
りゅうちゃんは、何も言わないから 私がもっと大人の女の子に成長をしないといけないと思う。りゅうちゃんに わがままを言ってもらえる女に私は、ならなければいけない ! 私は、りゅうちゃんが “ 好きだ ”
たまほの考え方:私は、りゅうちゃんを理解していたと思っていた。けど りゅうちゃんの思考は、私の100倍以上、あるから 普通の人の考え方では、ない
私も りゅうちゃんに捨てられるとは、思ってもいなかった。役に立っているもんだと思っていた。そうだよね 全て りゅうちゃんなら1人で熟せるもんね。
私も 我がまま ばかり言ってないで りゅうちゃんのわがままを聞いてあげないと 本当に見捨てられてしまう。そんなのは、ヤダ !
私は、りゅうちゃんに 似合う女にならなければいけないと思う。




