楽しいひと時
プロローグ 第17話
あらすじ
まさみちゃん:「 ちょっと 聞いてくれる 奥様、りゅうちゃんたら ・・・ 」
たまほちゃん:「 まさみちゃん それ位にして 2人にしてあげたら 」
まさみちゃん:「 ごめん ! 調子に乗り過ぎた。奥様、すいませんでした 」
係長夫妻:「 イイのよ ! 本当に楽しいわ 今日は 」
りゅうちゃん:「 これは、俺から 贈ります。貰い物ですいませんが 係長の結婚記念日の日のその年に出来た、ワインです 」
りゅうちゃん:「 本当にいいの ?
俺の勝手で視察に着いて来て あまり相手が出来ないかもしれないのに 」
たまほちゃん:「 りゅうちゃんと行動が 取れる事がイイのよ。私はね 」
まさみちゃん:「 私は、いつでも 芸能界は、辞めてりゅうちゃんとの 生活を送りたいから 来年の5月頃なら 予定が入っていないし たまほちゃんに相談をしていてさ~
りゅうちゃんと3人で 旅行にでも行かないかと
それが りゅうちゃんからの招待なら 絶対に参加をするわよ !
たまほちゃんと一緒に 」
係長:「 そんな話、聞いていないぞ !
会社を辞める訳では、無いよな 」
りゅうちゃん:「 イギリスとアメリカからの 依頼です。赤道調査ですね。
ここ最近、温暖化が怪しい動きを しているので その調査をしに行くだけです。
悪い方向に向かえば 国が動きますから
今も 187カ所の視察ポイントを 建てて視察をしていますが あまり芳しくありません。
宇宙からだけでは、気温の変化と温度の変化に 誤差が生じてしまうので 確率的な答えを求められて 視察に行って来ます。
仕事の件は、無人島から 係長のPCに送りますから 多分、問題も無い筈です 」
係長:「 そんなに簡単な事か りゅうちゃんの仕事とは ?
あまり詳しく 仕事内容を聞いた事が無いが 」
りゅうちゃん:「 ほとんどが 外交ですね。内の会社とそれ以外の会社や国を相手に 仕事を増やして行くだけの 誰にでも出来る。些細な仕事です 」
係長:「 はぁ~ それは、本来は 本社で行う仕事では、無いか !
どうして 大阪で仕事をしているのだ 」
りゅうちゃん:「 その部署のデスクは、決められていませんから 何処で仕事をしても構いません。それに 俺は、中途採用ですから 本社に勤務の希望は、ありません。
普通のサラリーマンに憧れていますから 」
係長:「 それと りゅうちゃんの指示で建ててる、マンションあれは、何なのだ !
1階、2階、ショッピングモールになっていて その上にマンションを建てて 58階建ての建物の筈だが あんな所に 建てても済む人間がいないぞ 」
りゅうちゃん:「 あれらは、これから 国道が通ったり 電車が通りますから 時価が安い内に 土地を購入して 建てています。
それに 住む人間は、昔の悪仲間が住みますから 何の問題もありません。
家賃、4万8千円で 3LDKのマンションに 」
係長:「 何なのだ ! その安さは、それでは 儲からないでは、無いか 」
りゅうちゃん:「 儲ける。必要がありませんから 仲間内が得をすれば 自ずと自分に帰って来る筈です。
昔の仲間達は、裏切りませんから 」
たまほちゃん:「 それは、言えてる !
りゅうちゃんを裏切ったら 仲間達からの信頼が全て無くなるから それは、しないでしょう 」
まさみちゃん:「 それは、言えてるし 私が 報道記者に情報を提供して上げるから 飛んでも無い事になると思う。
それに りゅうちゃんとの関係を無くす方が 人間を辞めた方がいいと思う 」
係長夫妻:「 あら あら 神野さんは、仲間を大事にする方、みたいですが お仲間は、何人ぐらいいるのですか ? 」
たまほちゃん:「 多分、30万人位だと思います 」
係長夫妻:「 え ! 30万人も要るのですか 」
係長:「 前に 言ったではないか !
俺の部署に族上がりの 新人が来たと それが 神野だ !
それも “ りゅう ” の“ カシラ ” として 国内に20万の兵隊が要る
暴走族 “ カシラ ” だ ! 」
係長夫妻:「 え ! この歳で ビックリする事もあるのですね。
大阪の事件は、テレビで観ていましたよ。
凄かったですよね、あの迫力 国内の暴走族が ここ大阪に集まるのですから
それに米軍の護衛艦まで 来て大阪が 無くなるかもと思いました。
こんな主人ですが よろしくお願いしますね。神野さん 」
りゅうちゃん:「 俺は、普通に暮らせれば イイだけです。
可愛い彼女達に囲まれて いるだけで安心できますから 」
たまほちゃん:「 それ 私の事だよね ! 」
まさみちゃん:「 また たまほちゃんに先に 言われた 私は、幸せだよ !
りゅうちゃんといるだけで 」
たまほちゃん:「 あぁ~ まさみちゃんの方が モッてない 」
係長夫妻:「 羨ましい お2人ですね。神野さんは ! 私も今日は、頑張ってみたくなりました。
3人を見ていたら ねぇ~ あ ・ な ・ た 」
りゅうちゃん:「 今日は、飲み過ぎ無いで 下さいね。奥様の為に 」
係長:「 お前まで そんな事を言うな !
俺達の事は、イイから お前は、どうなのだ これからも 3人で暮らして往くのか 」
たまほちゃん:「 私達の両親の了解は、出ていますから 生涯、3人での生活になると 思います 」
まさみちゃん:「 私達は、生涯 独身ですね !
私かたまほちゃんが死なない限り 結婚の2文字は、在り得ません。
それに 独占の意味もありません。
私達は、友人であり 恋人であるから 私の宝物です。
この2人は 」
たまほちゃん:「 最近、映画の出演が多くなったから 言葉が上手くなったよね。まさみちゃん ! 最近では、まさみちゃんの方が 頭の回転率がいいくらいだし 」
まさみちゃん:「 それは、たまほちゃんに言われたくないな~ 」
係長夫妻:「 もしかして プロゴルフの佐藤プロと 芸能界の人気俳優の滝川さんなの 」
係長:「 今さら 言うか ! それ 」
たまほちゃん:「 はい ! そうです。
これからもお願いします。
りゅうちゃん共々 」
まさみちゃん:「 はい ! そうです。
これからもお付き合いのほど お願いします。
うるさい 3人ですが 」
「 あの~ 食事を 運んでもよろしいですか !
それと 1つのテーブルにしますか 」
りゅうちゃん:「 どうしますか 1つのテーブルにして 会話を楽しみながら お食事にしても 構いませんよ 」
係長夫妻:「 それは、辞めて置きます。
今日は、主人と2人での食事を大事にしたいと 思います。
神野さんも この2人を大事にしてあげて下さいね 」
まさみちゃん:「 ちょっと 聞いてくれる 奥様、りゅうちゃんたら ・・・ 」
たまほちゃん:「 まさみちゃん それ位にして 2人にしてあげたら 」
まさみちゃん:「 ごめん ! 調子に乗り過ぎた。奥様、すいませんでした 」
係長夫妻:「 イイのよ ! 本当に楽しいわ 今日は 」
りゅうちゃん:「 これは、俺から 贈ります。貰い物ですいませんが
係長の結婚記念日の日のその年に出来た、ワインです 」
係長:「 これ レア物だろう !
飛んでも無くプレミアムが付いてる筈だが 」
りゅうちゃん:「 こういう時に 飲まないと美味しくありません。
2人で 楽しい時間を過ごしてください 」
それから 係長夫婦は、楽しい時間を過ごしたとおもう。
私達、久しぶりに 3人で 燃えていた。
特には、2人だけど それでも 満足していた。
「 だって りゅうちゃんが凄すぎ ! 」
次回 4兄弟