龍神の規格外からの2人との出会い
プロローグ 第1話
ジン:「 ガンツ、久しぶりだな ! 1人でやれる事なんて 分かり切っているだろう 」
ガンツ:「 ジンさんって もしかして 神様だったの ? 」
ジン:「 タダの旅人さ ! お前の国だった。ダンベル王国は、スタンビートに 飲まれて全滅をしたよ。当然、お前も死んだがな !
最後まで 1人では、無理だろう 」
ガンツ:「 俺は、あなたを見習って 1人でやって来たけど やはり無理でした 」
ジン:「 俺は、1人で全てを 熟していないぞ ! ほとんどが彼女達に 任せているからな
名前位は、聞いた事があるだろう。ダンジョン魔王達だ ! 」
ガンツ:「 え ! ジンさんって 魔王様だったの ? 」
ジン:「 話が長くなりそうだから ここで辞めとくか !
ガンツ、このまま死ぬか ! もう一度やり直して 自分の世界を作ってみるか ?どうする 」
ガンツ:「 俺に もう1度、チャンスを与えてもらえるのですか。ください ! 今度こそ 納得のいく人生にしてみます 」
ジン:「 いいだろう ! 魔物と魔法の無い、世界に連れて行くから その世界で 色々と勉学して来い ! その世界で 魔法の基本を見て 体験をしてこい。
それが ガンツの魔法の覚醒をもたらしてくれるから 俺は、待っているからな 」
ガンツ:「 全てを あなたに任せます。俺の神ですから 全てを託します 」
ジン:「 良い旅を して来い。ガンツ 」
昔は、文通の時代があり 今では、携帯電話にPCパソコンがあって当たり前の時代だが ひと昔前には、そんな時代背景が存在していた。1人の男性、神野 龍神と2人の女性、滝川 まさみ、佐藤 たまほ、3人の物語です。
りゅうちゃんが小学5年生になり 町内で野球クラブに所属していた。当たり前の様に タマ拾いをしたり ボール磨きをしていた時、監督が ?
監督:「 りゅうは、守備は、何処を守りたい 」
りゅうちゃん:「 何処でも 構いません。多分、何処でも出来ます。」
監督:「 それなら 俺の指示する場所に 投げて来い 全力でわかったか 」
りゅうちゃん:「 わかりました。では、始めます。」
それからが凄かった。色々な球種を投げて来るし ストレートが1番、子供達がビックリしていた。小学生にしては、148キロのスピードボールを投げて来るから バッターボックスに立つ事も出来ないでいた。
守備をさせれば 何処を守らせても 文句もでないほどの完璧さで 監督まで頭を抱えていた。りゅうには、教える要素は、無く子供達とのコミニケーションも完璧にこなすと言うか、既に英語にフランス語まで 会話が出来てしまう秀才であった。
それが 当たり前の様に外人とも普通に会話をしている。そんな事もあり 何時しか りゅうは、監督補助に任命されて 野球仕方や守備の守り方を教えて行った。
他の町内との練習試合の最中は、ヒマな為、普通に小説を読んで時間を潰しているが 普通は、監督に怒られるのに りゅうちゃんに怒る事は無く 寧ろ好きにさせていた。
本当に タマに試合に負けていると りゅうちゃんに監督が
「 タマには、出てホームランを打ってこい 」
満塁ホームランを打ってしまう子供だったらしい
家では、学校のテストがいつも 65点を見て母親に怒られていたのだが そこでも りゅうちゃんが 何で65点がいけないのかを母親に聞いていた。ただ単に母親からすれば 65点は、普通過ぎて もっと子供には、頑張って いい高校に入学して いい大学に入り 環境の取れた就職をしてもらいたくて 子供には、厳しく当たるのに りゅうちゃんには、それが理解出来ないでいた。
りゅうちゃん:「 俺は、普通がいいと思う、お父さんみたいに 」
母親:「 どうして 普通がいいの ? 」
りゅうちゃん:「 わからない ! 何故か そうした方がいいと思った。どうして 普通がいけないの 教えてお母さん ? 」
母親:「 りゅうちゃんに聞くけど この先、ず~と普通にしていくつもり 」
りゅうちゃん:「 そうだよ ! 多分、そうすると思う 」
それから 母親が1番上の兄の高校受験の問題集を持って来て これを全て解けたら 理解してあげるは、それから30分ほどして問題集をお母さんの所に行き 問題集を渡したら 目が点になっていた。
全てが正解で 全て完璧な答えを出していたからだ
母親:「 どうしてこの問題が理解できるの ? 」
りゅうちゃん:「 お兄ちゃんの計算の仕方を見たから それに色々な方程式も見せてもらっていたから 文書は 今読んでる本と余り変わら無いし それに日本語だったから問題も無かったけど
これがフランス語で書かれていたら 理解にもう少し時間が掛ったと思う。後は、その他 諸々かな 」
母親:「 一目、見たら全て理解できるの ? 」
りゅうちゃん:「 多分、理解できると思う。スポーツも一目みらば、身体の仕組みと動かし方が解るから そんな感じでこなしている。
だから 俺は、普通にしていきたい。ダメかな お母さん ? 」
母親:「 そこまで行くと私の範疇を超えるは、ごめんね。
りゅうちゃん、私には理解が出来ないわ !
今日、お父さんが帰って来たら 相談してみるね 」
それから 夕飯時にお母さんが父親に相談していたが 俺の兄と姉が俺の凄さを両親に暴露していた。
兄と姉の勉強は、りゅうに教わっている事を
それにりゅうは、英語にフランス語も会話が出来てしまい、最近、ドイツからの留学生がこの街に来ているから そこでも りゅうは、その家に行きドイツ語を教わりながら
日本語を教えているとそれと兄と姉の中学校や高校に行き スポーツを色々と指導もしているから りゅうがやりたい様にさせて置いていいと思うと言っていた。
父親は、それならそれでいいでは、無いか。何の問題も無い筈だが 母親は、初めて聞いた事に理解が追い付けないでいた。
母親:「 あなた達、兄弟はそれでいいの 」
兄と姉:「 俺達は、寧ろ助かっているから 何の問題も無い、寧ろ 感謝している 」
母親:「 はぁ~ いいわ ! 私も頑張って 理解します。」
月、火は、高校に水、木は、中学に金、土は、ドイツ語を習いに行く毎日を過ごしていた。時たま 兄の中学校に呼ばれて 練習に参加をしているが 殆どが指導で終わっている。
そんな りゅうちゃんも普通に小学校に来ているが 何故か 内の学校には、イジメっ子の存在していた。
その中で いつもイジメられていた、滝川さんが俺に話してきて
「 どうしたの 何かよう ? 」
まさみちゃん:「 私、りゅうちゃんとお友達になりたい 」
りゅうちゃん:「 いいよ ! 今日、一緒に帰ろうか。家まで送るよ 」
まさみちゃん:「 本当 」
りゅうちゃん:「 うん 」
そこに構内で1番、頭のいい女の子の佐藤さんが そこに私も入れて 私もりゅうちゃんとお友達になりたいと言い出した。
それなら 3人で帰りますか。
「「 うん 」」
それから1週間ほど まさみちゃんからたまほちゃんを迎えに行き 学校には登校して 帰りは、たまほちゃんからまさみちゃんを送ってから 自分の予定をこなしていた。
1週間が過ぎた頃に まさみちゃんに聞いてみた。
まだ彼等に イジメられているかい ?
まさみちゃん:「 ううん もう大丈夫みたい ! りゅうちゃんのおかげ 」
りゅうちゃん:「 それなら もう一緒に帰らなくても大丈夫だね ! 」
まさみちゃん:「 私は、それでもりゅうちゃんと一緒に帰りたい、たまほちゃんもそうだよね 」
たまほちゃん:「 うん 私も3人の方がいい 」
「「 りゅうちゃん ダメかな~ ? 」」
りゅうちゃん:「 俺は、どちらでもいいよ ! では、今まで通りだね !
よろしくね。
たまほちゃん、まさみちゃん 」
「「 私達は、絶対りゅうちゃんから 離れないからね ! 」」
次回 りゅうちゃんの対応が変