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「エリュクト、私たちはルーゼルで待ってるから、終わったら無事を知らせに来なさい。」


 そう、最後に言われた僕は、街から少し離れた森に立っていた。僕の秘密の仲間を召喚するために。


「我、エリュクトの名において命ず。盟約において我に力を与えよ。白龍『エルドラド』」


 真っ白な美しい鱗を持つ龍。

 ちなみに、進化の過程で神に近付き蛇に近い形で進化したものを龍。大陸の王、恐怖の象徴とも言えるもので、大きく太い肉体を持ち、陸上では二足歩行をするドラゴンを竜と呼んでいる。

 そして、今僕が呼んだ龍こそ、過去の神話にも度々登場する、エルドラド。

 この国では、神の一柱として数えられる存在である。

 また、空高く舞うこの龍は太陽に一番近く事が出来ると言われている。


『盟友、エリュクトよ。久しいな。お主が我を呼ぶとは本当に珍しい。』


 顔を近づけてきたエルドラドの鼻のあたりを撫でる。


「エルドラド、力を貸して欲しい。最速で王都まで行きたいんだ。」


 エルドラドは信仰される事で大きな力を持っていた。エルドラドは死ぬ事はない。死んでもまた、世界のどこかで生まれ、育つのだ。

 そして、一度敵だと思った者は必ず殺す。


『ふむ、構わぬ。しかし、我は我の上に立つものを許せぬ。雲の上まで上がるが、大丈夫か?』


 そして、エルドラドのたった一つの欠点は、自分の上に何かがいることを許せないのだ。

 かつて、僕もまた、エルドラドの上を飛び襲われた事がある。

 返り討ちにした事で、エルドラドに認められ、盟友として契約する事ができたのだ。


「大丈夫。魔力で自分を保護すればいい。でも、定期的に地上に降りて欲しい。正直、魔力がもたないんだ。」


 そう、エルドラドを召喚し、高速で飛行するエルドラドの上に乗って入れば、呼吸を出来るように魔法を使用し続けなければならない。また、高速で飛行している故に大きな力が体へとかかる、それもまた、魔法で保護しなければならない。


『相解った。しかし、それでは数日かかるぞ?我一人ならば一晩で飛ぶが、お主の魔力を計算すれば、2日程掛かるが、よろしいか?』


「うん、よろしく頼む。行こう、エルドラド。」


 僕はエルドラドの顔のすぐ後ろに飛び乗る。

 そして、飛び乗ったのを確認したエルドラドが上空へと上がっていく。

 間も無くして、雲を突き抜けた。

世界観が伝わらず、すいません。

このような拙い文章で言ってもいいのか不明ですが、目指せ書籍化で頑張ってまいります。

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