目次 次へ PR 1/62 始まり ある日、子供が生まれた。 子供は順調に育った。 両親に愛され、育てられた。 だが、そんな平和もすぐに終わった。 子供には特殊な力があった。 力の名は、『王』。 神や精霊すらも、味方につけ命ずる力。 本物の王は、子供の力を恐れた。 子供は、魔の森と呼ばれる森の奥深くに捨てられた。 それで、終わった。 否、終わったと思っていた。 世界は決して、そんなエンディングは認めなかった。 子供は生きていた。 子供は、魔の森の外へと、踏み出した。