5話 俺より強い奴に会いに行く(キリッ
---Area: 魔王城周辺 ---
ドアを開くと荒廃した地割れた大地が目の前に広がっていた・・・。
雷も鳴り響いている、遠くに火山みたいなのもある。
環境的にもとてもヤバそうだ。
しばらく城周辺を探索していると、遠くで羽を生やした緑色の悪魔のような奴らが槍を持ってでかい鳥と戦っていた。
俺は近場にあった岩陰に身を潜めて観察してみた。
「魔王のすすめ」によると調べると念じるとターゲットの種族とlvが分かるらしい。
俺は調べると念じたら頭に情報が流れて来た。
「レッサーデーモンA:lv52」
「レッサーデーモンB:lv54」
「レッサーデーモンC:lv49」
「レッサーデーモンD:lv35」
「レッサーデーモンE:lv60」
「レッサーデーモンF:lv42」
以下省略
シムルグJr:lv50
デーモンの大きさは2〜3メートルくらいだろうか、遠くて余り自身が無い。
鳥は確実に10メートルは超えている。でかい。
どいつもこいつも強そうだ。
それに比べて俺はlv1だし、「俺より強い奴に会いに行く!(キリッ」出会えば大抵強い奴だと言われざる得ない状況だ。
デーモンの数は10匹以上で、シムルグを囲って四方八方から攻撃している。
俺は見つからないように息を潜めて戦いを眺めていたんだが。
シムルグのエアダイヴ:
デーモンC&Dは力尽きた。
シムルグが高度を上げてから急降下しながら嘴でデーモンの頭を喰い千切った。
喰われたデーモンが地面に落ちる。
他のデーモンが反撃してシムルグに槍を突入れる。
レッサーデーモンの乱れ付き:
槍が鳥の翼に刺さっている。
鳥が弱ってきているようだ。
さっきまで飛んで戦っていたのに、今は地面の降りて地上戦を繰り広げている。
突然俺の周りが暗くなった、と思ったら俺の頭上から別のでかい鳥が3匹戦場に飛んで行った。
シムルグ:lv100
シムルグ:lv90
シムルグ:lv85
シムルグ×3のフェザーカッター:
羽がデーモンに刺さってデーモンが倒れて行く。
デーモンはシムルグを見ると始めは応戦していたが、次第に仲間を倒され状況が悪いと見て蜘蛛の子を散らすように逃げ出していたが、全員追いつかれ喰われていった。
シムルグ達はシムルグJrを爪で掴んで、火山のほうへ飛去って行った。
戦場跡地には、槍と鳥の羽と血だけが残っいた。
〜続く〜