8話 サプライズ
路上ライヴ 当日
街のメインストリート
お~
今からここで
奏でるのね~
ツナグ
ヴェル「・・・」
カナデ「どうしたの男ども?
顔が引きつってるけど?」
ツナグ「・・・カナデは
怖くないのか?」
カナデ「え~?
楽しみでしかないけど~」
ヴェル「・・・その強心臓
どこから来るんだ?」
ツナグ「ってかヴェル?
お前楽しみたったんじゃ?」
ヴェル「・・・想像と現実とは
ちがったんだよ」
カナデ「男ども~?
さっさと演奏の準備を」
時間通りね
ツナグ「ネアさん?」
ネア「待ってたよ?」
ヴェル「誰だ この女?」
ネアを紹介する
ヴェル「ツナグとネアのセッションを
聴きに来るファンか」
ネア「君がカナデの言ってた
”良いギターの子”か
よろしくね?」
ツナグ「・・・あのネアさん?
ぜったい期待しないでね?」
ネア「えっとね
君たちが
演奏する場所は
ここじゃないよ?
ツナグ「え?」
ネアに連れられて
来た場所
ツナグ「・・・ここって
ステージ?
観客席?
照明やら機材?
・・・ここって
ツナグ「ライヴハウスじゃねえかあ!!」
ヴェル「・・・あんた
・・・その恰好」
ネア「ステージ衣装のこと?」
ツナグ「・・・
何をさせる気?」
ネア「えっとね
歌ってしまおうか?
このステージで
ツナグ
ヴェル「・・・
ええええええええええ!
えええええええええええええ!!
ネア「紹介するね
ドラムのバラドと
ベースのサトル」
ヴェル「って
あんたら
トップバンドグループ
”レア・シーン”じゃねえかあ!!
ツナグ「知ってるの?」
ヴェル「CD出すたびに
オリコンで1位
とってるつーの!!」
ネア「レア。シーンの
ヴォーカルしてる
シーン・ユア
この名前知らない?」
ツナグ「(・・・ガチのプロじゃん)」
ネア「じゃあ
この6人で奏でるよ?」
ツナグ
ヴェル「・・・え?」
ネア「あと2時間で
お客さんで
埋まるから
ツナグ「ちょっと待って!?
音合わせとか
初対面だし!!」
バラド「楽譜渡せ?」
それを見て
サトル「覚えたわ」
ツナグ
ヴェル「・・・え?」
ネア「まあ
これがプロってやつよ」
ツナグ「・・・ちょっと
目を通しただけで」
ネア「あ
ちなみに私たちが
レア・シーンって
言っちゃダメだよ?
ここでは
”ジャスト”って
バンド名で
活動してるからね?」
ネア「この会場だと
満員で50人」
ヴェル「・・・50人」
バラド「ものたりねえな」
サトル「まあ
初心を忘れないために
始めたことだし」
ツナグ「・・・初心どころか
僕たちは始まっても
ないのですが?」
カナデ「・・・」
ツナグ「(・・・さすがにカナデも)」
・・・楽しみ
ツナグ「・・・え?」
カナデ「・・・ダメだ
めっちゃ
たのしそう~~♪




