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欠けている  作者: ausunoto


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78/87

78話 それって幸せって言うんだよ?





       答えてツナグ?


       鬱々とした世界は終わった?






放課後 帰り道


ツナグ「・・・」


カナデ「クラスメイトにも

    名前呼びされてて

    ユミとも仲良くなってるし








        ”欠けている”で


        バンドもやってて









カナデ「様々な人と出逢って

    様々な体験をして










         今でも世界は


         鬱々として広がってる?











ツナグ「・・・」





回想 中学時代





       ”お前

        いつも皆と

        違うこと言うんだよ!?


        ズレてるって言うかさ!


        ・・・お前 もう







            消えちゃえよ?







           回想 終了











カナデ「あの時と比べたら








         世界は輝いていませんか?







ツナグ「・・・」



カナデ「どうなの?」




ツナグ「・・・」



ツナグ「・・・正直









         ・・・わからないんだ












ツナグ「・・・光を

    ・・・見た事がないから」



カナデ「そっか~」



ツナグ「・・・でも

    ・・・いまある世界が

    ・・・僕の求めた光なら











           鬱々とした


           世界は終わってる











カナデ「そっか~

    だったら~











           ツナグに腕を組んだ











ツナグ「カナデ!?」


カナデ「教えてあげるね?

    それって~












          幸せって言うんだよ?












ツナグ「・・・









  

          ・・・これが


          ・・・幸せ?










カナデ「この幸せを

    続けていくためにも~









     文化祭の

     歌詞創りと

     脚本創り


     がんばらないとね~♪







              それがあったああああああ!!









ツナグ「歌詞創りならまだしも

    物語なんて創ったことないって!!」



カナデ「やってみれば~

    案外 簡単に

    できるかもよ~?」








自宅 ツナグの部屋



ツナグ「・・・








         ・・・意外と


         ・・・創れるものだな








ツナグ「・・・物語











           ・・・できちゃった













カナデ「やっぱり~?」



ツナグ「なんで!

    カナデが!?」



カナデ「だって~

    私の窓を開けば

    ツナグの部屋が見えるじゃない?」



ツナグ「・・・これ

    ・・・家の作りとして

    ・・・問題ないのだろうか?」



   

         スマホで


         連絡するカナデ






カナデ「あ ユミ~?

    今って時間ある?

    ツナグが脚本できたって~」



ユミ「はや!

   行く行く!

   はやく見せてよ!?」



ツナグ「・・・え?








          ・・・今から


          ・・・来るの?










カナデの部屋



ユミ「・・・あのさ

   ・・・ツナグ?」


ツナグ「なに?」



ユミ「・・・







      製作時間


      ・・・どのくらい?






                3時間ほど










ユミ「これが才能!?

   神様ってなんて

   不公平な存在なの!?

   何もなくて

   はじかれた私は

   どうすればいいの!?」



カナデ「ユ~ミ~?

    キャラ変わった~?」



ユミ「・・・いける

   ・・・これならいける!!」









         さっそく 明日!


         クラスのみんなに


         見せるわよ!?











翌日 ホームルーム



ユミ「というわけで

   演劇の脚本できました」



”・・・昨日の今日で?”




ツナグ「いや!

    思いついたままに

    筆を走らせただけだよ!?」



”・・・これが

・・・天才の言葉か”



”・・・『思いついたままに

・・・ 筆を走らせただけ』

・・・メモして

・・・いつか

・・・ドやる時に使おう”





ユミ「その前に

   君にその状況創って

   ドやれる時があるの?」




”・・・痛いところ

・・・突くよな”






学校 昼休み 中庭


ヴェル「オリジナルストーリーによる

    演劇だって?」


カナデ「ツナグが

    ストーリー創ったの」


リエル「歌詞創りの

    応用みたいなものか

    作曲できるより

    うらやましい」



ツナグ「僕は

    作曲できる方が

    うらやましいけど?」



ユミ「・・・








        ・・・あなたたち


        ・・・良いわね?









カナデ「ユ~ミ~?

    どうしたの~?」



ユミ「・・・だって









         歌詞創れたり

 

         物語創れたり



         作曲できたり


         バンドで


         楽器を奏でられたり・・・











ユミ「・・・あなたたち?

   ・・・どれだけ









          ・・・うらやましいか


          ・・・知ってる?











ツナグ「・・・え?」











          ユミに


          両頬をつねられながら








ツナグ「え!?」



ユミ「・・・な~に~が~?












           鬱々として


           世界は広がってるの?














ユミ「・・・それだけの

   ・・・才能に

   ・・・恵まれてるのに~?」



ツナグ「痛い!いたい!イタイ!!」



カナデ「ダメ!ユミ!?

    ツナグの両頬つねれるのは

    赤ちゃんの時から

    私だけなんだから~!?」




リエル「たしかに

    僕らは恵まれてるのかもね」



ヴェル「やりたいことがあって

    それをするための才能があって」



リエル「夢を見れることも

    できるし」



ユミ「・・・どうせ







        ・・・私には


        ・・・なにもない;;









ヴェル

リエル「・・・あ」








          さらに


          追い打ちをかけた


          ヴェルとリエル











カナデ「・・・そんな」










          ユミだって


          才能があると思うよ?









ユミ「え?」



ツナグ「クラスのみんなを

    何の文句も出さずに

    仕切ってるし

    結局

    ユミの言う事

    聞いてくれてるし







        求心力って言うの










ツナグ「ユミには

    それがあると思う」


ユミ「・・・ツナグ」



ツナグ「才能がない人間なんて居ないよ?

    ただ気づいていないだけ


    才能に早く気づけて

    それを活かせるか


    気づかないまま

    終わっていくか

    でも








         才能にすら気づけない人間は


         何者にもなれないよ?











ユミ「(・・・これが

    ・・・言葉に才能がある

    ・・・人間の力)」





ツナグ「ユミには

    みんなを惹きつける

    不思議な求心力があるんだからさ?

    誇りにしても良いと思うよ?」



ユミ「・・・うん

   ・・・でもね」



ツナグ「どうしたの?」



ユミ「・・・さっきの

   ・・・ツナグの

   ・・・言葉を聞いて










         ・・・やっぱり


         ・・・言葉に才能が


         ・・・欲しかったよ











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